阪急電車


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とてもよかったです!!!
内容としては、よくある連作ものというか、すれ違う人々のドラマが少しずつつながっているスケッチのような短編集。でもね、有川浩さんがこのささやかな暮らしを営む人々をスケッチすると、どうしても「ニヤニヤ」させられる。心がぽかぽかとあたたかくなるよね。


よくある最近の「リアル」っぽい小説とは違って、リアルさ+αの「ニヤニヤエッセンス」がこめられているんだなあ。やっぱりこれが小説の醍醐味だよね。日常と変わらない小苦しい気持ちを小説で読んだって、嬉しくないものね。やっぱりすこ〜し幸せな気持ちになりたいよね。


そんなときは、ぜひ有川浩を読むべし!!! デスヨ。