6000年前の自然のなかでいきるオススメファンタジー


ミシェル・ペイヴァーによる『クロニクル 千古の闇』シリーズ!
すご〜く面白いです!!
私の中では、ハリーポッターシリーズ、ライラの冒険シリーズ黄金の羅針盤〈上〉 ライラの冒険黄金の羅針盤〈下〉 ライラの冒険 (新潮文庫)精霊の守り人シリーズ精霊の守り人 (新潮文庫)に匹敵するオモシロさです!!!
夢中になって読みました。この世界の中にすっぽり入り込んでいました。


とくにこの1巻は、父を失った少年とオオカミの熱い絆・・・。犬好きならばぜひ読んでほしい。これに続く2巻もステキです。オオカミの「ウルフ」の内面が描かれているところもとてもよい・・・。私の犬もこんなことを考えてくれているのかな〜と嬉しくなります。「背高尻尾なし」のきょうだいとして慕われたいなぁ〜。このウルフとの絆だけでもステキなのですが、さらによいのは、作者の綿密な取材をもとに描かれる自然のなかでのくらしと動物とのやり取りです。この作者はオクスフォードで生化学の学位をとり、その後薬事法を専門とする弁護士になったという切れ者!(変わり者?) アイスランドノルウェーを旅して練られた物語の奥深さといったら本当にすばらしいです!


日本では全6巻の予定のうち3巻まで発行されています。まだ続いているようなので、待ちきれず洋書に手を出すかも・・・。ハリーポッターのときのように、次の作品を追いかける楽しみを与えてくれる本にであえて嬉しいです☆


オオカミ族の少年 (クロニクル 千古の闇 1)

オオカミ族の少年 (クロニクル 千古の闇 1)

1巻
生霊わたり (クロニクル千古の闇 2)

生霊わたり (クロニクル千古の闇 2)

2巻
魂食らい (クロニクル千古の闇 3)

魂食らい (クロニクル千古の闇 3)

3巻


Chronicles of Ancient Darkness: Outcast: Book 4

Chronicles of Ancient Darkness: Outcast: Book 4

4巻(日本ではまだ翻訳されていません)
Chronicles of Ancient Darkness: Oath Breaker: Book 5

Chronicles of Ancient Darkness: Oath Breaker: Book 5

5巻(2008年6月に出版される予定なんですね〜。もうすぐだ! 楽しみ!)
Chronicles of Ancient Darkness: Ghost Hunter: Book 6

Chronicles of Ancient Darkness: Ghost Hunter: Book 6

6巻(最終巻のようです。2009年9月か・・・。それまでじっくり読んでいくといいのかな・・・。待てるかな・・・。)