まさに「ベタ甘全開スピンアウト」な小説&爆笑の恋愛指南書


別冊 図書館戦争〈1〉

別冊 図書館戦争〈1〉

でました!!
ベタ甘全開の赤面恋愛小説。まさに帯のセリフそのもの!

CAUTION!
恋愛成分が苦手な方はご健康のために購入をお控えください。


ほんっとうに健康に悪いくらいベタ甘成分盛りだくさんで、胸焼けするというか、なんだかエッチなビデオをこっそり見ている少年のような、こっぱずかしく胸がもにゃもにゃする感じです。人前では読めません・・・。ニヤニヤしすぎてしまうから。恐ろしい甘さデスヨ。ほんまに。でもそれが、きちんとした小説のなかにあって、しっかりとつくられた『図書館戦争』の物語世界のなかにあるからこそ、いいんですね。イマドキの携帯小説とは、やはり格が違うわけデスヨ。ああああ・・・・おもしろいぃぃぃぃ・・・・。激甘かげんに身悶えしてしまう〜。



そして、さらにオススメしたいのがこちら!!!! スッゴイ面白いです。

LOVE理論

LOVE理論

経験人数とガッツキ度を分布図に表してみたり、「バタンチュー理論」(部屋に連れ込んだときはすぐさま玄関でキスをするべしという理論)を図式と写真にして説明したり、親密度とプレゼントレベルをグラフに示し、「キモいゾーン」「サプライズ直線」「なぁなぁゾーン」をいう用語を用いて、プレゼントのコツを説明している。


そのわかりやすさとオモシロさたるや、スゴイ!!!
これはもう、専門学校の授業でつかみの10分に使いまくるしかないです。おもしろく、かつ、心理学的にもすぐれている。いや〜もう腹を抱えてわらったり、心底納得させられたりと、読んでいて気を抜けるときがありません。


それもそのはず、この作者はあの本を書いた人なのです。

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

これもおもしろいです。
なんというかいきなり現れたゾウが神様で、人生論を説き、ものすごくえらそうにするところや、あんみつに死ぬほど感動するところや・・・とにかくいろんなギャップを取り入れながらも、なんだか納得させられてしまうイイコトをすごくじょうずに伝えてくれるんですね。おもしろい作者です。天才的です。うらやましいです。この人のエッセンスを取り入れて、私も専門書を書きあらわしてみたいです。