小学校のスクールカウンセラーの愚痴

小学校の習字



今年度から別の小学校に勤務している。


今日やっと名札をもらった。名札をつけていないと、先生方から「ええと・・・ぃ先生?」みたいに濁して呼ばれてしまうし、児童たちに「不審者かな? 先生かな? 誰かな?」という顔で見られてしまう。名札があると一安心。このごろでは来校する保護者も業者も受付で名札をもらうくらいのご時世だから、スクールカウンセラーが名札なしではほんとうに仕事がやりにくいのである。


さて、今日名札をもらったんだけど・・・


なぜか・・・名札と一緒に、当然のように





笛ももらった。




スクールカウンセラーは、笛は、使わないと思うんだけど・・・。



と、おもいつつなんとなく教師みたい〜とミーハーな気持ちで嬉しくて、もらっておいた。
名札と一緒にぶらさげてみた。



カッコイイ・・・。



おもわず「ピーッ! 整列!!」とやってみたくなる。黄色くて新しくてピカピカした笛は、小学生のころなんかやたら吹いてみたかったなあ。




さて、さらに小学校勤務の愚痴というと、



「立ちっぱなしでツライ・・・」ということである。



田舎の小学生はもちろん自分からカウンセリングを希望したりしない。保護者もなかなかさらっと来ない。そんなわけで、年度の前半はもっぱら授業に参加している。これはけっこう楽しくて、元気な子どもたちの算数をてつだったり、図工のとき一人一人の工夫をほめたりしている。ニッコリ嬉しそうな顔で元気いっぱいお話をしてくれる子どもたちと接することのできる小学校勤務はステキだ。給食もおいしい。図工や算数も楽しい。図工の時間は思わず私も作りたくなる。


もちろん本業もやりがいがある。保護者も一度相談に来てくれるようになると、もともと子どもが幼いから「子どものためになんとかしたい」という動機づけが高いので、ぐんぐんとよくなる。すると子どももびっくりするくらい元気になる。この早さはほんとうに素晴らしい。子どもは春の植物のように生命力にあふれている。



でもやっぱり、いつも座ってばかりの仕事だから・・・


小学校で授業にいっぱい参加して1日がんばると


足が痛いわ・・・。


もうちょっと体を鍛えておかないといけないわ・・・。


小学校のスクールカウンセラーは足腰の筋力が必要なのである。もちろん全力で走るということが要求される場面もある。後輩の皆さん、筋トレをしておこう!