結婚と恋愛の違い:夫・恋人を愛する女性のためのスゴイ本!


「夫育て」魔法のルール

「夫育て」魔法のルール


素晴らしいです!!
ぜひぜひおすすめします!!!


なぜかというと「夫をいかに幸せにするか」というところをスタート地点として書かれており、それがスタート地点となって初めて、夫が自分の力を発揮しつつ、妻を幸せにする力をえるという男女の心理学をふまえて&実践をふまえて書かれているからです。


多くの女性は結婚前、結婚当初は「夫に幸せにしたもらいたい気持ち」を強く持っています。そしてそれがかなえられないと「不幸な被害者」となって、言語的にも非言語的にも夫を責めてしまいます。


この著者も最初はそうでした。「不幸のどん底だ。なぜこんな男性と結婚してしまったんだろう」と泣いて、せめて、なじっていたそうです。けれどあるけんかのとき聞いた夫の本音をきっかけに、この「夫に幸せにしてもらいたい気持ち」を捨て、「この人を、幸せにしよう」と強い意志をもったのです。


女性の力はこのように、「どうして愛してくれないの」という被害者意識ではなく、「自分が〜のために〜をするんだ」「自分が相手を育て、愛情を注ぐんだ」と決意したときに、初めて発揮されるのです。女性というのは強く美しいものです。自信を持って、相手より大きな心で相手を愛してあげることができる存在なのだと思います。そして、それが結婚というものでもあると思います。


しかしここで間違ってはならないのは、相手を「一人の男性」として尊重しながら「育て、愛情を注ぐ」ということです。決してなんでもかんでもしてあげて、身の回りの世話やお金の管理もすべてして、暴言や暴力に文句言わずに耐えることではありません。子育てと同じかもしれませんが、「一人の、自分とは別の人間」として尊重し、日々相手を理解しようと努め、サポートし、応援し、間違いをただし、励まし、認め、感謝するということです。


ちまたに多くの「夫婦関係をよくする」本がありますが、これはピカイチだと思います。読みやすいし。立ち読みで完読できるくらいですが、ぜひ購入して夫に見られない場所に置いておいて、被害感を感じそうになったときは必ず読み返すとよいと思います。


著者はこちらの本の作者の奥様です。

人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」

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