思いやりと愛

りょうすけ師匠とおでかけ。


本屋さんでりょうちゃんはもうほしい本を見つけて「自分で買う」とおさいふを手に私を待っていた。


私はすでに図書館でリクエストしたもの何週間待っても来ない、すご〜くすご〜く読みたい本を見つけて、「どうしようかな〜買おうかな〜すごく読みたいな〜待ちきれないな〜」と独り言をもらしていた。


そこでりょうちゃん。



「そんなにほしいんだったら




ぼくが買ってあげるよ」



な、な、なんてステキな! 思いやりと愛と男らしさにあふれた言葉にてとの胸はしあわせいっぱい!


「ぼくの本は450円だから、なおちゃんの本のぶん1800円もだせるよ」と2530円入ったさいふを取り出す。



な、な、なんというやさしさ!! もうからっぽになっちゃうよー。



そして払ってくれたやさしいりょうちゃん。 涙出ちゃう・・・。ワタシ。



そしてそのあと、映画が始まる時間までゲームのところでマリオカートとクレーンゲームをするのに、1500円小銭でてとがあげたことはやっぱりないしょにしておいたらいいかな。


たぶん、これまでりょうちゃんがすごくほしがっていゲームをりょうちゃんが見つけたときに、お財布に入っていたお金じゃ足りなくて(お年玉やお祭りのときにもらったお小遣いをためたものをコツコツつかっている)、「なおちゃんが○○円出してあげるよ」って買ってあげたりしていたのを身に着けてくれたやさしさなのかな〜。すごいな〜。


そういえばりょうちゃんは、おまつりのときも「なに食べる?」って私とともちゃんに聞いて、りんご飴を買ってくれたりします。ステキ男子デス!!


りょうちゃんに買ってもらったたからものの本

追放されしもの (クロニクル千古の闇 4)

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