仕事始めにやる気を出すBOOK 『のうだま』などなど


今日仕事始めに行きました。
最初はぜんぜんやる気が出なくて(正月ボケ)、「いややな〜」と思いまくっていたのですが、病院について、クリーニングしたてのぱりっとした白衣に袖を通すととたんにピリッと引きしまりました。仕事が終わったあとはむしろスッキリ。久しぶりに違う仕事(冬休み中は毎日翻訳づけでした・・・。年越しの瞬間さえも・・・)、それも臨床のお仕事をしたので、気分がきゅきゅっと締まって脳みそがキッパリした感じです。



のうだま―やる気の秘密

のうだま―やる気の秘密

久しぶりに外出したので(どんな生活をしていたんだ…)、本屋さんによって気になっていた『のうだま』を購入。あの素晴らしい『海馬』を書いた脳研究者の池谷先生の理論をトメさんがものごっつわかりやすいイラスト化したもの。これはよい! おすすめ! やる気が出る仕組みを大脳生理学に基づいて、これ以上ないほどわかりやすく説明してくれています。これは看護学校の授業などにも活用できそうだぁ! 自分にも活用できそうだ!


脳はあきっぽくできている。三日坊主なのはむしろ当然。「やる気」を引き出すためには脳をだまし、脳の中の淡蒼球を動かす必要がある。
そのスイッチとは

Body(カラダを動かす) Experience(いつもと違うことをする) Reward(ごほうびを与える) Ideomotor(なりきる)

というもの!

『のうだま やる気の秘密』 幻冬舎 帯より

これまでの心理学的な実験データとも一致していますよね。近年こんなふうに大脳生理学的に裏づけがわかってきていて、とてもスッキリしますよね。


こういった関連の文献でオススメなのはコチラ。講義にも使えます。脳のことをしっかりと学んでこそ、臨床心理士として一人前。まずはこういったわかりやすい本から入っていくのもいいですよね。読んでいるととってもわくわくします! 

海馬 脳は疲れない (新潮文庫)

海馬 脳は疲れない (新潮文庫)

「脳にいいこと」だけをやりなさい!

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脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?

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心と遺伝子 (中公新書ラクレ)

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「脳」整理法 (ちくま新書)

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