いきもの

今、我が家には金魚と亀がいます。
家族が飼い始めたのですが、気づいたら私が「しいく係さん」になっていました・・・。

けれどね、
なんだかいいんです。
大人になってからこうして小さなものを育ててみると、その世話がなんだか愛しい仕事だったりするんです。植物もそうですね。

昔はすごーくめんどくさかったのになあ。たぶん、成長の過程において、忙しすぎて、外に刺激がありすぎたのでしょう。こういうゆったりと内面を満たしてくれるような作業を必要としてなかったんですね。若いというのはそういうことなのかもしれません。

しいく係さんとして、水槽を洗って、えさをあげます。
彼らがその小さな口でぱくぱくとそのえさにとびつきます。
きれいになった水槽の中で、みんななんだか嬉しそうに見えます。もちろん表情の変化はないはずなのですが、そう見えます。
そして、自分の心の中がきれいになってご飯をもらったみたいに感じます。
うーん、代償行為っていうのでしょうか。これも。

今日も、ささやかに、幸せ。