片頭痛との戦い パート3?


今月の片頭痛戦っています!!


今回はなんと、最強アイテムを入手し、予防戦をくりひろげ、現在のところ3勝をあげています。
そのアイテムとは・・・


インドメタシン配合の湿布・・・


そんなもので予防できたのか・・・私の片頭痛よ。


なぜこうなったのかというと、重い腰を上げてマクサルトを求めてペインクリニックを訪れたことに端を発します。久しぶりの初診状態にドキドキしながら問診表を書き、「ストレス性だからこれ飲みなさい☆って安定剤わたされたらどうしよう〜」などとはしゃいでいました。


「tetoさ〜〜ん」
「はーい」(身体表現性障害ではないというアピールのさわやかな声)
「こちらへどうぞ〜」
さて、どんな先生かな・・・と入っていくと・・・


「頭痛はいつからですか〜、どんなときになりますか〜、前兆はありますか〜、どんな痛みですか〜」と・・・化粧の濃いおばさま(加賀まりこのような)の看護師さんが・・・診察!?なんだここは〜!!とびっくりしていると、どうやらそれは、片頭痛のための予診だったようで、血圧と体重を計られた後「それではもう少し待っていてくださいね〜」と戻された。


ああ、びっくりした。


「tetoさ〜〜ん」
「はーい」(再度、身体表現性障害ではないというアピールのさわやかな声)
「こちらへどうぞ〜」


今度こそ、と診察室に入ってみると・・・変な柄の黄土色のセーターを着て、よれっとした白衣をはおり、太っていて、くろぶちメガネで、もさもさヘアの医者が・・・。


どうしよう・・・間違ったところに来てしまったカモ・・・と不安にかられつつ、自分の中ですでに片頭痛と診断をつけてしまった症状を丁寧に説明してみた。


「そうですね〜。片頭痛と緊張性頭痛が合併しているタイプだと思われますから〜、肩こりとかね、ひどくなる前に湿布して、体操して、予防するといいですよ〜。」えー、なんじゃそりゃ〜、と思いつつ、イミグランよりはやや新しいもののマクサルトまでは行かない2002年あたりに出たお薬をいただいた。


でもまあ、待合室はきれいだし、会計のときは席まで来てくれるし、先生も見た目はアレだけど、図とか書いて一生懸命説明してくれたし・・・よかったかなあ?と思いつつ、隣の薬局でやはり高いお薬をいただいて帰りました。(片頭痛のお薬はほとんど3割負担で1つぶ300円です・・・。)


そのあと、ちょっと考えてみました。
そういえば、肩こりになる前から湿布をはっていたことはなかったな。


そして今回は、肩こりの猛烈な発作が襲ってくる前から、ちょっと皮膚がひりひりするけど湿布を張り続け、パワーヨガに行き、1時間に1回肩をぐるぐるまわしました。週末旅行の計画も早めにたて、職場の空き時間のストレスに楽しく仕事ができるよう工夫してみました。


その結果、なんと!!片頭痛がやってきませんでした!!
いくつかのことを行ったので、因果関係ははっきりしませんが、やっぱり肩こり発作に襲われる時期や、肩こりがひどくなりそうな活動の前に、インドメタシン配合の湿布をはって予防するというのがいちばん効いているように思われます。今までは片頭痛とともに起床していたこともあったので、もちろん寝るときも半分に切った湿布を両肩にはって寝ていました。今までは片頭痛になってからシップしたことはあったのですが全く効かなかったのです。そんな・・・先にはっておけばいいだけだったなんて・・・・。


だとしたら・・・私のこれまでの片頭痛の治療薬をめぐる苦労は・・・高い薬を買って、苦しい副作用にもだえて、長い待ち時間に耐えたり、上司の医師に遠慮しながら処方してもらってそれに文句を言えなかったり・・・そんな苦労は・・・ずっと家にあった湿布だけでよかったという、



青い鳥は身近なところにいた・・・



的な結末というか、気づきというか、「薬を飲むよりも予防しましょうね」っていう医療界ではありふれたテーマそのまんまだったというか・・・


嬉しいよりもなんだか悲しい・・・そんなこともまた私の片頭痛との戦いの1ページに刻まれた。