号泣。

ひとつも道を間違えず 生きていけたなら良かった


優しい世界で 生きていけたなら良かった


不安も無く
恐れも無く
他人を傷つけず
自分も傷つけられず
正しい行いだけをして
自分が望む優しい世界へ
最短の道筋で 辿り着けたなら良かった


高屋奈月:『フルーツバスケット (21巻)』, 白泉社, 2006,p101-108.



まさに、号泣しそうで、


私は・・・目頭をおさえた。


さずがに号泣ははずかしいよね・・・。


フルーツバスケット (21) (花とゆめCOMICS (2994))

フルーツバスケット (21) (花とゆめCOMICS (2994))


コレ。


最初は友達が貸してくれたんです。
「なんだか、乙女チックなかんじぃ〜」
と思って、暇なときしぶしぶ読み出したのです。


ディープだ・・・


アビューズとインディペンデント・ディ的な・・・


ひとりひとりの主人公が、愛することと自立することのハザマで、もがき苦しむ。
それはもう、息苦しいほどに。


臨床心理士、必読。


最初は乙女チックな絵に辟易するかもしれないけれど、ぜひ読んでください。


そして、ともに目頭を押さえよう!


(書物ですぐに涙ぐむ、ふくとめさんのようなてとであった)


あなたの臨床センスがあがることまちがいなし!!(?)