スクールカウンセラー必読の小説

平成マシンガンズ

おもしろかったというより、おもしろいといえないくらいの迫力を持ったリアルさがある。14歳で書いたというから恐れ入る。友だちとの表面的な会話、ほんのちょっとのズレからシカトに移行するスムーズさ。その描写のとてつもないリアルさに身震いする。

インストール (河出文庫)

これも読まずにはいられない本。もちろん臨床力をあげるには、人に出会い、人から感じ、研鑽しながら考えていく必要があるが、本の中でも人に出会うことはできる。感じることができる。たくさんたくさん読んでいくことで、「こうなのかもしれない」と感じるための引き出しが多くなる。

10代からの子育てハッピーアドバイス

素晴らしい本。特に、教師がいじめをする生徒の保護者に語るセリフは素晴らしすぎる。生徒の心を暖め、保護者の心をあたため、変化を起こすチカラが現場では最も求められているのだ。