ノンストップ&涙ほろり&水戸黄門的小説


空飛ぶタイヤ

空飛ぶタイヤ

止まりませんでした。
ハラハラドキドキして、結末は何となくわかるんだけど、それでもはやくスカッとしたくて、もうじゃんじゃかページをめくらされました。そのくせ、けっこう目頭を熱くさせられる。なかなかこのタイトルからは想像もつかないようなこにくい小説です。直木賞の候補になったというのもうなづけます。ただ、たぶんタイトルが・・・イマイチ・・・内容の素晴らしさを軽くしちゃっているのかもなあ。本当にスッキリするよい小説です。


このようなニュースページと合わせて読むと、あの会社の車に乗るのが怖くなるヨ・・・。

        ↓

http://www.yomiuri.co.jp/atcars/feature/m-tire/


いや〜、私だけだったら読まなかったなあ。


我が家では妹と私のふたりで本をたっぷり借りてきて、ミステリーだけは共有しています。妹の方が読むのが早いので、「これよかった」「これ読まなくてもいい」と感想をずばっと言ってくれてしまうので、ちょっと寂しいけど時間短縮されセレクトしつつ読んでいます。


その中でもこれは妹がずーっとずーっと本を手放さずに読んでいて、えーだって『空とぶタイヤ』だぜ、と思っていたのですが、熱く薦められて読んじゃったんですね。ん〜、読んでよかったです。