タッチの後半のようなさわやか小説『一瞬の風になれ』


一瞬の風になれセット

一瞬の風になれセット

楽しいです。図書館で3巻そろっておいてあったのが奇跡・・・。


でもまあ、マンガのような感じで、文章も軽いんだけど、なかなかおもしろくてぐいぐい読んでいます。いま2巻の途中。主人公の少年が高校から陸上部に入って、ぐんぐんと速くなる。読んでいると、この陸上部の一員になったような気持ちになる。あの名作タッチ (1) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉)の鬼コーチが来たあとの感じ。ひとりひとりが成長し、こころも体も強くなっていく、信頼しあっていく、あの熱い感じ。あれを思い出しますね。


とくに、神奈川でもトップになりそうな4人の男子が集まったときに、主人公が“このメンツで集まるなら、女の子に気を使って遊ぶとか、そんなのじゃなくて、そのへんのグラウンドで走ろうぜ”っていうところにシビレル! 好きなものにとことん熱中する男子はいいものです。


さて、これから寝るまでに完読してしまいそうです。部員のひとりとしてがんばりマス☆