『治療島』の作者の新作発見! ノンストップで読んでしまう『前世療法』!


前世療法

前世療法


フィツェックの作品はこれで3冊目ですね。
いずれもおもしろくて、ノンストップで読んでしまいます。


その中毒性たるや、どのくらいかというと、お買い物のための出先で『前世療法』を見つけて「おおお! もう出ていたのか!」と幸せ気分に浸り、昼食時に読み、エレベーターの中で読み、駐車場へ行く間に歩きながら読み、帰ってから風呂の中で読み・・・


ってな感じです。


その理由というのは・・・なんでしょうねぇ。まあ、ほぼ必ず心理士やら精神科医が出てくるっていうのもあるんですけど、やっぱり毎回主人公が個性的でおもしろいというのと、脇役の妙と、ひえ〜と驚かされる展開と(翻弄される主人公と一緒にすっごくドキドキしてしまう)、


そしてたぶん、英米の英語の翻訳にはないドイツ語からくる言語の感覚の新鮮さもあるのではないかと思います。もちろん翻訳されたものを読んでいるのですが、あの通常の英語の翻訳者のまわりくど〜い感じがなくて、ドイツ語の雰囲気を持ちながらきりっとさっぱりとこなれたいい訳なんですね。きっと。


ああ、3冊ともおもしろくて、もうファンレター出しちゃおうかな〜という気持ち!



なにかしら・・・この気持ち・・・恋のよう・・・

ちょっとイケメン作家だしね!


治療島

治療島

ラジオ・キラー

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