『ノルウェイの森』映画化か・・・

　初めて読もうと思ったのは高校生のとき。でも読めなくて中断。
　はじめてしっかり読んだのは、う〜ん、19歳くらいかな。ものすごくベストタイミングで読んだことに感謝。人生に感謝。そして紹介してくれたゆうこちゃんに感謝。

　「心の闇」に日本の若者が全体としてものすごく近づいている今なら、この映画はすごく大切なメッセージをたくさんの人にあたえてくれるんじゃないかなという期待もする。でもものすごく大切な小説であるだけに、キャスティングを知るのが恐ろしくもある。たぶんこれを読んでいる多くの人が自分にとても近いものを登場人物に当てはめて読んでいるし、それをものすごく深いところで可能性させてくれる小説でもあるからこそ『ノルウェイの森』であったわけだし、そういう意味では人物像がクリアにして表される映像化にみんなとても複雑な思いを抱くだろうと思う。

　ん〜、でも絶対みちゃうけど。やっぱり楽しみ。
　

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

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