1Q84

読んだ! すでに2回目に突入。


あああ〜〜、素晴らしい。脳みそがデフラグをかけられたような心地よさ〜。


これはやはり作者本人が、言葉と物語というものを道具として職人として使いこなしながら、頼りなく混乱と混沌に満ちた現実を、少しずつコツコツと作者という一個人の脳で受け止めるための作り変えの作業をしていて、その作業を真横で見せてもらうことができる、というのが、この作者の優れた長編小説を読む醍醐味であると思う。(やたら長文になったけど、うまく表現できた気がする。)


その作業を真横で見せてもらうことによって、それを見習ってノウハウを盗み取ることで、私自身の混乱と混沌もまた整理されていくのである。


だからこそ、村上春樹のこの素晴らしい長編小説は、ある種の人々の心に中毒的な作用を及ぼすのではないだろうか。


1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 2

1Q84 BOOK 2


あああ〜、よいなあ。過去最高によいかもしれないなあ。同時代に生きててよかったなあ。


読書のおともに。急に人気の出そうな曲。
どれがいちばんいいのかな〜。

ヤナーチェク:シンフォニエッタ

ヤナーチェク:シンフォニエッタ

ヤナーチェク:シンフォニエッタ

ヤナーチェク:シンフォニエッタ