洋ドラマ Dr. House
親愛なる後輩に勧められ(ありがとう!),この冬休みにDr. Houseというアメリカの医療ドラマを見てみました。
すっごぃおもしろい!
病名はおろか,発病のきっかけや病因がなんなのかまったくわからない患者がやってきて,どんどん病状が悪化する。だけど病状しかわからない。どこがどう悪いのかもわからない。同じ病状が意味する病気の可能性がたくさんある・・・。でも治療法はまったく異なる。正しくない治療法をすると患者は死んでしまう・・・。
そんじょそこらの推理サスペンスより面白いです。これ実際のドクターが見てもおもしろいのかな? 医師ではない私たちがこのドラマを見ていると,「こんなに病名がわからんものなのか!」と驚きます。凄腕の医師がチームで集まっても,ちょっとみるところが違ったり,ちょっと違うものをターゲットしているとすごい間違いをしたり・・・。もちろんその一方で凄腕のDr.Houseは外来を受診した患者のしょ〜もない症状を,ぱっと見ただけでその人の生活習慣とも絡めてずばりずばりと言い当てて,一瞬でベストな処方をしてしまうんですね。そのギャップが面白い。
なかには統合失調症と誤診されていたウィルソン病の患者の物語もあります。摂食障害で,薬を使った自己誘発性嘔吐によってうっ血性心不全になった患者の物語も。私たちにとっても勉強になりますね! この回は,症状から考えていくと病名がまったくわからなかったのに,患者のパーソナリティ特性から病名を考えるという逆方向の解き方で,Dr.Houseは患者の命を(そして生きたいという意志を)救いました。私たちもこんなふうに,患者さんの「生きたい」という力を救ってあげられるといいなぁと思います。
しかし,すべてを通じて思うのは,観察眼の大切さと,患者一人一人に個別の生活環境や価値観を理解する大切さ,そして,命というもののすごさともろさです。命ってすごいシステムになっているんだなぁとあらためて思います。
その一方で,アメリカの医療社会が垣間見えて面白いです(こんな感じで誤診が大そうだ・・・。日本の医療の方が全体的なレベルは高いのだろうなあなんて思ったり)。
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