京都への小旅行、そしてジュンク堂


学会のため、京都に来ました!
日本中の臨床心理士が大量に集まってしまうという、恐ろしいお祭り、それが心理臨床学会です。会場を見渡す限り・・・すべて心理士・・・ちょっと恐ろしいデスネ?京都には今、うようよとカウンセラーあるいはカウンセラーのタマゴがいます。ちょっと変な感じデスネ?


ときどき妄想します。電車の中で、乗客のひとりが突然、不安発作におそわれる。あるいはうつの症状がきわまって涙する。そこで車内アナウンス・・・「この中にカウンセラーはいらっしゃいませんかー、いらっしゃいましたらー、お近くの・・・」はたして、「はい。私がそうです。どうなさいましたか?」と名乗り出るべきかどうか・・・。いや、その前にそんな車内アナウンスが流れるわけがないんだけれども。


まあとにかく、そんなことを考えながらも、京都をちょっぴり散策しました。といっても、到着してホテルに落ち着いてしまうと、もう外は暗くなっていました。鴨川ぞいをデジカメ片手に歩きたかったのですが、それは明日以降にすることにして、20時、21時になっても明るくにぎやかな烏丸から四条通りを散歩しました。


2年に1回京都で学会があるわりに、こういうにぎやかなところには来たことがありません。いつも奈良とか伏見とか、しぶいところを転々とまわっていました。だから今回は、友達からの情報もあることだし、河原町を楽しもう!すてきな和カフェを見つけよう!と思っていたら・・・本がばばばば〜んと縦に並べられまくっているジュンク堂に吸い寄せられてしまいました。


ああ、美しい本のセレクション・・・。
気がついたら、すでに明日の丸1日あるワークショップで寝ないようにホテルに戻るべき時間。京都に来た初日に、本屋でみっちりすごしてしまいました。しかもたくさん買いました・・・。ホテル暮らしをこの本たちとともに満喫しそうです。

海からの贈物 (新潮文庫)

海からの贈物 (新潮文庫)

 
新潮文庫になってたので。ホテルで1人で読むのにぴったりっぽい!


Tu ronronnes. Es-tu contento?ゴロゴロいってる。きげんがいいんだね?
そんなはんなりするフランス語がもりだくさんです。ネコに話しかけるとき最適。


菜穂子―他五編 (岩波文庫)

菜穂子―他五編 (岩波文庫)

岩波文庫のもの。堀辰雄を読むと、『ノルウェイの森』を思い出せる。昔も読んだけど、ここで読みたくなって買ってしまった。京都だから? 


えーと、何しに来たんだっけ?あっ、そうそう。学会、学会。
明日からがんばります!今回は事例検討も、深い内容のものが多いように感じます。とても楽しみ!脳みそをアツアツにしてがんばります☆