楽しい本の冒険


ネクロポリス 上

ネクロポリス 上

ネクロポリス 下

ネクロポリス 下


図書館でゲットです☆
もちろん私の大好きな田舎の図書館。
でも司書さんががんばってくれている図書館。


予約もせずにこんな本がごろんとあります。
今日はさらに風味絶佳かたみ歌もころがっていたのでゲット☆☆すごいでしょ?


えっと、話を戻しますが、いまネクロポリスを読んでいます。
最初はなんだか異国な始まりで んも〜ぉ? という感じだったのですが、読んでいくとだんだんと引き込まれてきました。今上巻を読み終わったところです。


この人の本は、ストーリーだけに流されておらず、決して情緒的にひきこもうと強く意図された臭さはありません。日常のナゾのような異世界のナゾのような不思議なミステリーが自然にぐいぐいと私をひっぱっていくのです。そして、子どものころわくわくして読んだファンタジーを思い出させてくれるのです。


たぶん、今私たちが純粋にファンタジーを読んで、こんなふうにわくわくすることは少ないのではないでしょうか?それは成長ということのもつ悲しみのひとつです。


けれど、この恩田さんは、大人である私たちがわくわく出来るミステリ&ファンタジーをつくってくれている、そんなふうに思います。それはとても嬉しい仕掛けです。「これからどうなるのかな」とページをめくる、先が読めない楽しさ。主人公と一緒になって、見慣れない世界を冒険するドキドキした気持ち。


さあ、いざ下巻を手にとって、冒険の続きに出発します!