・・・歯が・・・恋愛が・・・


どうしよう・・・
なんだか・・・
歯が・・・


痛い!!


1月ほど前にクリーニングをしてもらったばっかりなので、そのときは何も言われなかったし、きっと風邪かなんかで痛い気になっているだけかな?と思っていたのですが・・・


やっぱり痛い気がする・・・。


このくらいの年齢になってくると、歯もけっこう年数がたっているので、子どもの頃みたいにわかりやすい虫歯はあまりないんですよね。むしろ、歯と歯の間とか、歯茎と歯の間とか、そういうところを気をつけなくてはいけないようです。歯間ブラシとかデンタルフロスとか使って。歯周病も気をつけなくてはいけないので、やわらかい歯ブラシでていねいに磨いて、デンタルリンスもおすすめです。


そんなふうに気をつけているのに・・・
なんだか以前に治療したところの根元が痛くて、頭まで響いているような気がする・・・。


でも・・・なんだか親しくしている歯科医師の知人には言えないのです・・・。
なんだか知られたくありません。なぜでしょう?


相談したらどうなるか?

  1. 「レントゲンをみないとなんとも言えないよ〜」ときっぱり言われる。
  2. 「いつも見てもらっている近くの歯医者さんへ行きなさい」とやさしく諭される。
  3. ぐわっと口を大きく開けられてじーっと見られる。


そうです。やさしさもロマンスも何もありません。今まで一度だけ、口内炎を見てもらったことがありますが、急にプロの顔つきになって、ぐわわっと口をこじ開けられて、じーーーっと見られてしまいました・・・。なんていうか・・・やさしくロマンチックに「大丈夫だよ☆」みたいな幻想があったのですが、やはり相手はプロでした・・・。


では逆に、彼は悩み事があるときどうしているか?

  1. 絶対に言わない。
  2. 私だけにはさとられないようにする。
  3. 自分で解決しようと努力する。


そうです。意地っ張りですね。カウンセラーと付き合っている意味ナイデスよ・・・。いや、もちろん悩みを相談するために付き合っているわけではナイですが、あまりに言わないでがんばる姿を見て、たまに思います。




「私、カウンセラーなんだけど・・・」って・・・。



ん〜でも、もしかしたら知り合ったばかりの頃は彼も私に弱音を言ったり、悩み事をぽろっともらすことがあったのかもしれません。私はどう聞いて、なんて返したのでしょう?
あんまり覚えていないのですが・・・


やさしく「大丈夫よ。あなたはとってもがんばっているわ」と励ましたりしないで、


「〜さんに〜って言われて、〜って感じているんだね。あなたはそのとき本当はどう言いたかったんだろう?」


みたいに聞いちゃったのかも!?
・・・ロマンスだいなしだよ・・・。(T^T)うぐっ。


「む?悩み事?さあ聞くぞっ」って思うと、なんか聞き方が変になってしまうみたいで、友達にも「やめてよ〜その〜カウンセラー聞き〜」と言われることがあります・・・。普通に友達として聞こうとしているんだけど、中途半端に「半クラ」みたいになんているんでしょう・・・。ある特定のタイプの話を聞くときに、ピクッと無意識に左足がクラッチ踏んじゃうんですね・・・。
(T^T)うぐっ。



ちなみに私の同業者の友達は、同業者と付き合っています。
カウンセラーとカウンセラーの恋・・・。濃いですね・・・。というか、ファンタジーに頼るところの多い恋というものが成立するのか疑問ですが・・・ふだんは“理解しあえて受容しあえて”誠によいようです。


しかし!一度けんかになると恐ろしい・・・。
「あなたのその言い方は何だ!!防衛じゃないか!!」
「そっちこそなんだ!!いつも“いい子”になろうとする傾向をなんとかしたらどうだ!!」
「それはあなたの知性化だ!!あなたこそ、いいかげん親とのアンビバレントな関係を何とかしろ!!」
みたいな・・・。


ブルブルブル。怖いデスネ・・・。恐ろしいデスネ・・・。


あ、もう一組いた!
たしか・・・けんかすると
「おまえの仕事の姿勢はいかがなものか!」
「そっちこそ〜〜についての見立てが甘すぎる!!」
みたいに批判しあうと聞きました。


ブルブルブル。怖いデスネ・・・。恐ろしいデスネ・・・。


ただでさえ、 「考えていることをすべて読み取られる〜」「性格を分析されてしまう〜」というひどい偏見 をうけて、恋愛関係が形成されにくい職業なのですから、せっかく見つけた相手は大切にしないといけませんね!


私は・・・来週になったらこっそり治療に行ってきます・・・。
でも、きっとやっぱりちょろっと彼に相談しちゃうと思います。


そういえば、信頼と愛情関係がよい親子関係では、やっぱり子どもは身体の痛みも心の痛みもいちばんに親に言いますよね。不登校の子どもでは、頭痛や腹痛や下痢があることを親に言わなくなる子がいます。心療内科に来ている子どもでは、症状を親に絶対に知られないようにする子どもがいます。


「ここが痛いんだよ」って言い合える関係は大切なんですね。


心の痛みについては“言わないという健康さ”もあるのだと思うのですが、男の人って概してあんまり言ってくれませんね。


なんでかな?