学校の巻:11月の苦しみ

金曜日。
朝一番に昔からのなじみの歯科医院へ駆け込んで応急処置をしてもらいました。なんとか鎮痛剤なしに仕事ができそうです。


いざ、学校へ。
この季節、小中学校の仕事ですごーく嫌なことがあります・・・。


それは・・・


寒い!!!こと。


11月になり、気温は10度を下回ろうかという日が出てきそうなそんな季節。ご家庭では、このあたりはもうこたつやら灯油ストーブやらガスファンヒーターやらがしっかり出されています。私の家でも各お部屋に暖房がついています。加湿器もあったりします。


なのに!!学校には暖房は入りません。たぶん12月になるまで入りません。まだ、教室はいいのです。生きのいい子ども達が30人ほどぎゅーぎゅいて、エネルギーを発散させているのですから、むしろ熱いくらいです。


でも・・・職員室も相談室も寒いとです・・・。この問題は3月と4月にも訪れます。週に1度のことなので「あ、今度こそマイストーブを持ってこよう〜」と思っていても忘れます・・・。なんとかぶあついアウターと、貼るホッカイロ的なグッズでしのいでいますが、寒がりのワタクシ・・・涙でそうです・・・。これだけは何年やっても辛いです・・・。慣れません・・・。講堂や廊下なんて極寒です!


12月から2月は暖房が入るのですが・・・5時になると止まります!!!
ある時期になると先生が相談室用にファンヒーターを出してくれますが、やはり灯油などの準備がそろうのにしばらくかかります。


このようなところからも不登校問題は案外影響を受けているのでは!?なんて、負け惜しみのように思ったりします。今時の子ども達はマイルームに冷暖房テレビ冷蔵庫完備だったりするので、それ以下の環境にわざわざ来たくないよね・・・。寒いところに8時から3時まで押し込められて、好きでもない運動をさせられて、やっと着替えて教室で友達としゃべっていたら暖房が切れるんです・・・。ひどいよね・・・。でも、そういえば中学生の頃、息を真っ白にしても友達としゃべっていたような気がします。意地をはって素足だったりね。やっぱり寒くなかったのかな?いや、寒かったよね?


うーん、こういうところが病院とは全く異なる仕事環境のひとつでもありますよね。病院もまあ、家庭など通常社会とは異なる環境ですが、学校はもっと今の子ども達との「普通」が異なる場所になってきつつあるのかなあ。


ブツブツブツ・・・