自分をつい隠しがちな女性のためのおすすめ教科書
- 作者: 小川彌生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/12/13
- メディア: コミック
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東大→ハーバード→新聞記者&170センチモデル体型&美人なお姉さまの不器用な恋愛が描かれています。
長い間片思いをしていた大好きな人(エリートでハンサムな同じ社の人)とつき合い始めて、カッコつけて見栄を張って自分の本音を言えずに、無理するんです。無理をいっぱいして苦しくてそれに悩んでいるのですが、同時に幸せを感じている部分も当然あるのでがんばるんです。
しかし、その一方で「昔飼っていた犬に似ている」からという理由でモモと命名した男の子を“ペット”にして同居します。なんでも悩みが言えて、からかって、ばか笑いして、わがままを言って、弱い自分を見せて・・・という唯一の関係を次第に大切に思っていく主人公。そしてまた、主人公の彼のことを本気で愛して、みっともなくても追いかけて彼の“ペット”になろうとする女性もいて・・・。
愛するとか、つきあうとか、素直になるってなんだろうなあと考えさせてくれる物語です。そしてけっこう笑わせてもくれます。友人も、モモも、カレも、同僚もみんな悩みながら不器用ながら前に進もうとしていくところが素敵です。
さらに
- 作者: 槇村さとる
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/07/18
- メディア: 文庫
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自分から逃げずにとことん正直に生きようとする母と、弱々しく悩んであがいて苦しんで正直になることを学んでいく娘。そのふたりの恋愛が軸になっているのですが、これを読むと同じように悩んで苦しんでしまうので、「読むぞ!」という気合がいるくらいの本です。
でも、読み終わると元気になります。
自分の背中にも、自由な羽を広げさせて飛べるんじゃないかなって気になります。
さあ、がんばるぞって思います。
マンガというのは、ドラマより自分のペースで読めて、本よりも楽に追体験させてくれるんですね。