学会発表の意義に異議をとなえながら・・・
地方学会の発表のため、毎日毎日SPSS⇔EXCEL⇔POWERPOINT的な時間を過ごしています☆ああ、もう頭が・・・もじゃもじゃするヨ・・・。
今回のものは勤務先の院長との共同研究なので、なんというか半分仕事のようになっていて、おもしろくありません。研究というのは、うっかりすると
「・・・で?」
という内容になりかねない恐ろしいものです。しかも、この「・・・で?」を自分だけが感じていて、共同研究者(かつ出資者&上司)が感じていない場合は・・・モット恐ろしいことに!!
イヤ、まあ、楽しい部分もあるデス。でも・・・「誰が何と言おうとこれをやるんだぁい!」というくらいの熱い思いがないと、研究というのは非常につまらないものです。ただパタパタと数字を打ち込み、こちょこちょこちょと数字をいじくり、有意差おばけ(注:心理学専攻の学生たちが論文を仕上げる際に夜な夜なあらわれる恐ろしい妖怪「有意差がない〜」とつぶやきながら徘徊する)と戦い、疲れ果てるダケの作業になってしまうのです。
ふと思い返すと、修士論文は楽しかったデス。
いや、もちろん血みどろの戦いでしたが、それでも、
「あなたの修士論文くらいで世界は変わらないから、好きなこととかやりたいことをやりゃ〜いいんですよ〜」
という指導教官の温かいお言葉に守られて、ほんとうに好きなことをやらせてもらいました。人間というのは「好きなこと」じゃないと、根気も集中力も底力もヒラメキも発揮できないものです。
いつかこのすばらしい本を片手に
- 作者: 津川律子,遠藤裕乃
- 出版社/メーカー: 金剛出版
- 発売日: 2004/07
- メディア: 単行本
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みなさんも面白いテーマがあったら、ぜひアイデアをくださいね!!