ハリーポッターの!

大きなチェス



Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6) (UK) [Adult edition]

Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6) (UK) [Adult edition]


やっと読み終わりました!!厚さ10センチ・・・重かった・・・。


でも、毎回そうですが、日本語訳が出版されるのと競争で読んでいます。なぜなら、洋書版の方が、



安い


から・・・。


日本語訳が出ても、みんなのブームが終わって図書館で借りられるようになるまで洋書で粘ったりしています。今回はかなり早く、「勝った!!」という満足感でいっぱいデス・・・。


いや、でも今回は6作目ということもあってスリリングでした。次回で最終巻だと聞いたように思います。つまりホグワーツ魔法学校は7年制なんですね。そういう理由もあって、なんだか真ん中まで来ると勢いに乗ってきて、「えーどうなっちゃうのよ!」と思って、腕をプルプルさせながら、電子辞書をひきつつ、とうとうバリまで持っていって読んでしまいました!!


いつも思うのですが、やっぱりハリーの「勇気」が毎回素晴らしいです。特別でもなんでもない(ちょっとだけ特別なんですが、その理由もだんだん説明されていきます)、普通の男の子が、傷ついたり悲しんだり、友達とふざけあったり、好きな子にドキドキしたりしながら、緊急のときに誰かを守るためにありったけの勇気を振り絞って力を出して、悪の強い力に立ち向かう・・・その心の中のプロセスが、ほんとうに素晴らしいんです。


今回のストーリーは、クライマックスに向けての「えええーーー!!!」という出来事も2,3あって、ハリーのなけなしの勇気もくじけてしまうのではないかと思いました。びっくりシマシタ・・・。けれど、これまで乗り越えてきたことと成し遂げてきたことが、大きな力になっていて、本当に自分の意思で、自ら進んで立ち向かうための礎になっているんですね。そしてその6巻にわたるプロセスが、ほんとうに自然なんです。(いや、その心理的な過程がっていうことですよ。)


ああ、最終巻早く読みたい・・・でも読みたくない・・・あんびばれんつ(二律背反)な気持ち・・・