ジュンク堂で買った新潮文庫の匂いとか

バリの海 朝



なんか、ジュンク堂で買った新潮文庫って、紙のいい匂いがしないデスカ?すぃーんと吸い込むと、ぷわぁぁっと幸せな気持ちになります。これはたぶん、本好きな人々に共通する「新しい本を読む前の期待に満ちたハネムーン状態」のなせるわざでもあるかなとは思いますが・・・それでも、なんだか特別にいい匂いがする!!


あのずらっと並んだ、安心感のある頼れるおじサマのような本棚・・・。私の個人的なイメージとしては、アンソニー・ホプキンスあるいはショーン・コネリーみたいな感じのおじサマが、すらーっと探偵椅子に腰掛けて、それぞれが薫り高いコーヒーを片手に微笑んでいるようです。まあ、実際にそうだったらちょっと怖いですけど。


そしてバーニーズ・ニューヨーク銀座店のような美しい美学と哲学に満ちたセレクト・・・。はぁぁぁ。


海外文学でたくさーんほしい本アリマシタ・・・。じゅるるる(よだれの音)。棚一つ分でいいからそのまま欲しいかもしれませんね。本を愛するあなたもそう思うでしょ?


でももう部屋の本棚がいっぱいで、買い控えなくてはなりません。春になって、少し本棚を整理して、ダンボール3箱分くらい整理しましたが、それでやっと乗車率120%程度の普通の本棚としての状態になりました。でもまたすぐに200%になってしまうのですね。特に専門書は県内の図書館ではなかなかないですからね。


旅行先で本屋に入らずにはいられない活字中毒。今日も素敵な出会いを求めて・・・。


「ご主人さま。
 どんなトラブルも私が見事解決してさしあげます。
 で、この品のない靴下は処分してもよろしいですね」
という帯にヤラれて、今回購入。