Final Distanceの考察

バリの小道



なぜ友達だったら何ヶ月も会わないでいても平気なんだろう
なぜ友達だったら何ヶ月も話さないでいても変わらず愛していられるんだろう


なぜ好きな人だったら数週間会わないでいたら苦しくて仕方がないんだろう
なぜ恋する人だったら数日間声を聞かないでいることが耐え難いんだろう


性愛が介在することによる独占欲のせいだろうか?
孤独感を癒すためのアディクションが生じているんだろうか?
その相手によってしか、大人はボディタッチによるスキンシップを許されないからだろうか?
自分の様々な面をさらけだし、安心し甘えられる関係にしか見られないような脳の休息状態が得られるからだろうか?


好きなほど、会わずに話さずにいることは苦しい。
苦しいのに、好きな気持ちが減じていかないのはなぜだろうか?
あるいはそのうちその苦しみに自我が耐え切れず、愛が死ぬのだろうか?
あるいは不確実さに対して、ギャンブル的要素が加わりさらなる関係性への固執につながってしまうのだろうか?


そもそも、恋愛というのは不合理で理不尽なものだから、仕方がないのだろうか・・・