8歳にプロザック!?


BBC NEWS | Health | Eight-year-olds 'can use Prozac'

10mgから初めて20mgまで、9週間以上続けないと効果が出ないらしい・・・。
自殺念慮が高まるSSRIもあるけど、プロザックは大丈夫みたいですね。
でも心理療法で効果が出ない場合においてのみ、慎重に子どもの様子を見ながら投与するべきと、いろいろ注釈がついていました。


8歳からって…!?
ううん…。
そんな発達途上で、プロザックをつかわざるを得ないほどのうつ症状が子どもにあるというのも、とても辛い悲しいニュースですね・・・。



ところで今日は高校でのお仕事だったんですが、



・・・とんでもなくヒマ!!


な一日でした。まあ、こんな日もあっていいですよね☆そう、スクールカウンセラーは消防士!ふだんはのんびりしつつ地道な予防活動。いざというときは全力出動!



でもまあ時間をかなりもてあましたので、近くの図書館で見つけたこんな本を読んでしまいました!活字中毒のあまり、多少興味がある分野の本であれば、なんでも読みます!そして、小説に飽きたとき、医学系の本はなかなかおもしろい。



歯科口腔系疾患

歯科口腔系疾患

三叉神経痛には、精神科で精神症状のためにけっこうよくつかわれるお薬が「定番」として出されるんですね。びっくりしました。あと、口蓋裂、顎関節症など、ときとして臨床心理的援助が必要とされる疾患についても、とてもわかりやすく説明されています。


このシリーズなんて、けっこう詳しく丁寧でわかりやすい、10000円ほどする。こんなシリーズがそろっている図書館は偉大です☆


さらに今度はこっちを読んで勉強します!


『看護のための最新医学講座〈1〉脳・神経系疾患』

『看護のための最新医学講座〈16〉婦人科疾患』


精神科以外で扱われる疾患については、なんとなく病名と症状は断片的に知っていても、その背景となる系統的な医学的知識って、やはり我々には欠けているものです。
医療心理師の資格は国家資格化されるのかどうかまだまだわかりませんが、医療現場で働く心理士として、機会あるごとに様々なことを学んでおきたいですね。