スクールカウンセラー必読!!


えーみなさま。
今回はデスネ、中学校で勤務されているスクールカウンセラーの皆様に



絶対読むべし!!



という本をデスネ、ご紹介させていただきます。


バッテリー (角川文庫)

バッテリー (角川文庫)

バッテリー (2) (角川文庫)

バッテリー (2) (角川文庫)


「あーこれかー名前は知ってるー」と思ったアナタ!!読みなさぁぁぁい!!


これはもう、やっぱりいい!
中学生男子のピッチャーの才能を持った男の子が主人公。しかし、これは野球小説ではないのですね。


あの、中学生時代のすべての「大人」に対するいらだち、悔しさ、「子ども」であることの歯がゆさ、親に対する言葉にできないムカつき、「規則」の理不尽さに対する怒り、周囲の大人の矛盾の許せなさ、仲間同士のささやかなことの何にも変えがたい喜び、新しい感情のまばゆさ、自分というものの恥ずかしさ・・・


覚えていますか?忘れちゃっていますよね。まあ、ケッコウ忘れていたいデスケド・・・。痛いくらいに恥ずかしい気持ちです。フレッシュで毒々しくて、ほとばしっている思いです。


それをこんなにしっかりと思い出させてくれる小説は、まず他に見当たらないでしょう。


そして、あまりにもその感情がリアルに生き生きとしているので、時間を忘れて読んでしまいます。周りのことも忘れて音も聞こえなくなる・・・そんな本はやっぱり少ないものです。


スクールカウンセラーをする方、あるいは相談機関や医療機関で中学生と関わる皆様!!
とにかく読まなくてはダメだと思います。
今なら図書館で借り放題です。学校の図書室にも、必ずあります。

さあ、さあ、早く!!