臨床心理士が英会話を学ぶとき・・・


海外の学会にも参加しようと野望をたぎらせておりますので、そろそろ遠ざかっている英会話をブラッシュ・アップしようと、英会話を習ってみることにしました。


ちょっとイケメンの若い男性の先生と1時間マンツーマンで話してみました。



あー・・・話が合わない・・・。



というか・・・なんで自己紹介をしようとして「カウンセリングってなんなのー」ってとこっろから話をしなくてはならないのデスカ?というか・・・これ、私がお金を払っているんですけど、なんでカウンセリング理論をアナタニ1から教えているのでしょう・・・。しかも、
(英語講師)「えー、でもその場合はやめなさい!って言ってあげないと!」って・・・意見されても・・・。
(わたし)「だーかーらー、カウンセリングっていうのはね、そうやって症状があったとしても、それを“やめなさい”って誰かに忠告されてもやめられないわけでしょー?そのときにねー・・・(以下講義略)」
(英語講師)「いや、専門用語で言われると僕わかんないし、そもそも普通の人に英語で話しててわかるようにしないとね?」というやり取りを英語で・・・1時間・・・


ううう・・・疲れた。


この講師とのやり取りについて考えてみる。


1)講師は、心理学が全くわからない人に対して、英語でカウンセリングなどを行う専門職について説明できるようにさせてくれようとした。
2)講師は、ビジネスが専門とかのたまわっていたので、心理学が全くわからない。これまで興味も持ってこなかった。(そんなことあるのか?少なくともアメリカ人だったら、多少の心理学をやっていると思うんだけど、オーストラリアではやらんのか?)
3)講師は、若くて、わりとアホ・・・なのかも・・・。
4)私の英語力がたりなくて、うまく説明できずこのように時間を取られた。


んーでもー、
「英語で心理学系論文が投稿できるレベルのライティング能力を身につけたい。
 学会で、きちんとした英語で、失礼なく、教授などに質問できるようになりたい。」


という私の主訴をこの人に伝えたはずなのに・・・なあ。


以前、少しレッスンをしてくれていた先生は学部のときに心理学専攻だったので、とてもよかったのです。
やはりそういう先生を探さないと、いまさら普通の会話を学びたいわけではないから、いかんなあと思いました。英会話講師も、ひとりひとり能力やバックグラウンドがだいぶん違うんだなあ。それによって、使っている英語の質も異なるので、仕事についてからの講師選びは慎重にならないといけませんね。


そう、せめて私は心理学を専攻したことのある、年上のアメリカ人女性がいいなあ・・・。
うむ。イケメンだからって、年下ボーヤは、英会話講師としていかんのです。
海外旅行くらいが目的なら、ちょっとドキドキしつつ、楽しめるんだろうなあ〜。