2007-01-26 すべてのネコは 散文 何も見えなくても 歩いていく 何も持たなくても ぐっすり眠る 誰もそばにいなくても 気ままに遊ぶ どんなに寒くても ふっくらした毛で まあるくなって 自分であたためる 先に何もなくても 心配しない いつでも 素敵な肉球があるし いつでも とがった耳があるし ぽいっぽいっと しっぽもふれるし すべてのネコは 何もなくたって 進んでいく