カリフォルニアを巡る冒険 その2(昨日のタイトルなんだっけ?)

ビーチから眺めてみる



英語にはあまり不自由しないんだけれど、カリフォルニアの南部にはメキシコからの移民も多いので、英語が通じないスタッフもいます。ホテルにいてそういうスタッフのテキパキした働きぶりをながめていると、ジェニロペの映画

を思い出しました。彼女達もがんばって、そのうちマネージャーを目指したりするのかな〜。


カリフォルニアに来ると、カリフォルニア弁じゃないと通じにくいです。
特徴としては、
「〜ていうか〜、↑↑ 〜じゃない?↑↑」
「あっためようかとおもったらぁ〜↑↑、マイクロウェーブが動かないんだけどぉ↑↑、見てもらっちゃってもいい?↑↑」
という具合に、語尾をあげながら文をつなげていくという感じ。
まあとくに女の子はみんなこんなしゃべり方です。まねすると、よく通じる。


さて、カリフォルニア観察記というか、思い出したこと。


1.店員はかならずおしゃべりをしている。


2.店員はかならず定められた位置にいない。


3.「ハーイ、ハワユー」「イズエヴリシングOK?」とか買い物の際には必ず聞かれる。あいさつ好き?ちょっと返事にドキドキする。まあ、その分なんでもおしゃべり的に聞きやすい。「そういえば、この辺って〜?」ってな感じで続ける。


4.グローシュリーストア(スーパーマーケットのこと)では「オーガニック」製品だらけ!!10年前は「ノンファット」だらけだったのにー。そして物価が高くなっている・・・。
買い物したあと「プラスティックバッグいる?ペーパーバッグにする?」といちいち聞かれる。「ペーパーバッグは2枚重ねる?」とさらに聞かれることも。よく聞くねーというのがアメリカのお店の特徴かも。もちろんこれはスターバックスに代表されているけれども。日本というのはとことん受身で買い物できる国なんだなと改めて思う。コンビニなんてその代表だよね。アメリカではコンビニ行っても「ハーイハワユー、プラスティックバッグいる?」は最低限の会話である。たいていはこれに、買い物に関するコメントやら「今日は暑いねー」というような世間話が追加される。


5.カリフォルニアでは、日本人的な外見であっても、ひとりですたすた歩いていると道を聞かれる。昨日はロンドンから来たちょっと素敵なお兄さんに道を聞かれました。今日は「氷がでてくるマシーンはどこかしら?」って聞かれました。ふむー?女の子がひとりでいるから聞きやすいのだろうか?あるいは、この国ではもはや外見と英語力に相関関係はないのであろうか?謎である。まあ、教えてあげているけどね。でも私が道を聞くときはもっとわかっていそうな人を探すけれど・・・、彼らはとくに考えずに手近な人に聞いちゃうのかもしれないね。


6.やはりサルサとワカモリとトルティーやチップスはうまいということ。サルサというはこのごろ日本でも見かけるけれど、トマトとかパラペーニョとかオニオンとかカメムシのにおいがするハーブとかが入った奴。これか、アボガドとサワークリームでつくったワカモリというソースをチップスにつけて食べます。豆のソースも最高です。ちょっと辛くしてあるのとかね。グローシュりーストアでかい込んでもりもりホテルで食べています。これとサラダでばんごはん。サラダグッズもたくさん売っています。カリフォルニアはやはりフルーツとサラダだねー。


7.やはり紅茶はまずいということ。コーヒーの国なので、ホテルのレストランでうっかり紅茶などたのむと、小さいポットにお湯をいれたものとレモンと蜂蜜がでてくる。このレモンと蜂蜜が、一応ホテルらしくしているんだろうけれど、そのあとお兄さんがお中元でもらうようなはこづめのトワイニングスのティーバッグの詰め合わせをかかえてうやうやしく現れる。「どれにいたしますか?」って。そんなこといわれてもねー。そりゃーないんじゃないーと思いつつアールグレイとかそういうのをひとつとって、自分でカップに入れます。お湯とね・・・。コーヒーはおいしいのにね。紅茶は本当にまずいです。なんだかティーバッグもしなびているような気がしてくる。


8.やはりホテルステイの醍醐味はプールで読書である。ヒーティッドプールなのでわりにあたたかい。海はさすがに大西洋なので冷たいから(それでも入っている人はいる)、プールにちょっと入って、ジャグジーにつかって(ここのはけっこう熱くてお風呂気分)本を読む。あがるとちょっと寒いけれど、やはり雲ひとつない空とやしの木はいいものです。


9.カリフォルニアのホテルには、コーヒーメーカーとマイクロウェーブオーブン(電子レンジ)があっても、ポットはない!!お茶も紅茶も飲まないもんね。コーヒーオンリーなのね・・・。


今日はこんなところかな。また際限なく書いてしまいそうなので今日はこの辺で。たぶんいつもおしゃべりする家族と一緒にいないので、伝えたい気持ちがたまっているのねー。


そうそう、今日さらに

辺境・近境 (新潮文庫)

辺境・近境 (新潮文庫)

の「讃岐・超ディープうどん紀行」を読んでしまった!!うどんが食べたくて仕方がない・・・。もちろん変な日本食の店はあるし(すし屋さんはすでに定番)、グローシュリーストアにだってうどんや油揚げが売られているんだけど、讃岐の打ち立てぷりぷりのうどんが食べたくなったよ・・・。出汁の香るつゆ・・・。はあ。


でも、毎日よく歩いて、よくお風呂に入ってジャグジーにつかって、お水を飲んで、お野菜とフルーツばかり食べているので、なんだか体が引き締まってきた気がします。ドレッシングとチーズもとっているからたんぱく質や油も大丈夫だと思います。あーそういえばこういう食生活をしてて、やせて帰ってきたっけなーと12年前のことを思い出しました。体が楽なんだよね。こういう食生活は。オススメです☆