カリフォルニアをめぐる冒険

赤い花



San Diegoにいます。
なんというか・・・都会なんだけど、ごちゃごちゃして大阪みたいなところです・・・。
中途半端にメキシコ風味で、中途半端にカリフォルニア風味で、ロス的な都会っぽさもかけあわせたようなー・・・あー・・・なんというかー・・・、ごほん。でもまあ動物園と水族館は、どでかいのがあるみたいだから、行っておこうと思っています。


1.公共交通機関の間の悪さについての考察


あー・・・。もういや・・・ぐすん。
トローリー(市電みたいなの)とをつかって学会会場まで行っていますが、10分ごとにくるよとか書いてあっても、絶対に来ない。
乗り換えは、あー、歩いて向こうの線路にわたるんだけど(陸橋とか歩道橋とかそういうのは全然ない。むき出しの線路をテクテク越える。)、別の方向に行く電車が同じトラックから発車する・・・。あー・・・。間違えるよ?そんなの・・・。轢かれるよ?そんなの。もちろん鉄道だって、たまにしか通らないせいか踏み切りもないし、柵すらない。遮断機はなんかてきとうなのが道路にはかろうじてあるけど、電車にあたると「ラッキーね」っていうくらいの感じ。そう、スタンド・バイ・ミーって映画があったよね。少年達が線路を歩いていくやつ。日本ではできそうもないですが、アメリカではできまくりです!電車が来てもてくてく線路を歩ける感じです。おっとっとって感じでよけるのね。市電もそう。みんな線路を歩いてて、市電が近づくとカンカンカンっていうので、「あら」って感じでよける。


しかし、自販機みたいなので切符を買ったけど、切符を入れるところもチェックする人もいないんですけど?なにこれ?善意によってまかなわれているの?
そのせいか、ホームレス的な人々が乗り降りして小銭をせびっています。一度ぴったりとマークされて参りました。ひたすら英語がわからないふりをしました。ちょっと怖い感じのおじさんだったので(最初はホームレスってわかんなかったし、間違えて違う路線に乗っちゃって人のいないところで降りちゃったし)、びくびくしつつ、他の人が来るのを待ち、他の人が来たらその人の近くにぴったりといるようにしました。


2.アメリカ精神医学会について


外国人が多いです。
観光をかねているのか、アジア人とヨーロッパからの旅行者がわりと多い感じがします。アメリカ人は半分くらいしかいないんじゃない?って気がしないでもない。まあ、まだ週末だから少ないのかも。
日本の医学系の学会ではよくあるけど、製薬会社がスポンサーとなったシンポジウムがあるのね。私が行ったことあるのは、どれもお弁当とジュース、地方の医会の講演会ならホテル・ビュッフェというものでした。しかし、こちらのはマリオット・ホテルで、ビュッフェ形式で食事をとったのち、日本のホテルで言えば結婚式会場みたいに素敵にテーブルセッテイングされたところで、コーヒーとアイスド・ティをいただきつつ、食事とデザートをいただくという本格的なもの。おいしかったです。朝食シンポジウムみたいなものもあるらしい。マリオットに泊まっていたら行くのになー。さすがに高くても会場近くのホテルは予約がいっぱいで取れないようです。


3.サンドイッチについて


やはりこちらのサンドイッチはファット(ふとっちょ)でうまいです!
パンの種類・チーズの種類・お肉の種類を選んだりします。
パンより具がぶあついのは当然で、トマトやドレッシングがだらだらとたれますが、それでもうまいです。あーこれよこれー。これが食べたかったのよー。
お店のお兄さんがなかなか素敵で、あれこれ話しかけてくれます。「どこからきたの?英語うまいねー。いつまでいるのー?」もしやナンパされてるのかしら?ドキドキ・・・とおもったら世間話で終わりました。素敵に見つめられたのになー。やっぱり1週間しかいないって言ったのがまずかったわね・・・。


そろそろ日本が恋しくて、日本の夢ばかり見ます。
英語も食事も問題なく適応しているんだけど、なんというか、緊張感が常にあるから外国って嫌ですね。家族や愛する人とみんなでわあわあ来ていればいいんだけど、ひとりぼっちというのはなんだか疲れます。気を張っていないと行けないし。慣れない環境だからね。


愛するふっくらねこに会いたいわ〜。
もしゃもしゃしたいわ〜。


今日りょうちゃん師匠から電話があって「もしもし?ってでたら「ぼく。」というお返事。ちょっと照れた感じで「いま何時なん?」「10時ごろだよ」「ふーん。じゃねーばいばい」とあっという間に切ろうとしました・・・。すでに日本人のボーイフレンド的な片鱗を見せていますね!でもなんだかあの「ぼく。」はよかったなあ。私に愛されているという自信がうかがえますね。かわいいやつめ。