不安とうつの脳と心のメカニズム
不安とうつの脳と心のメカニズム 感情と認知のニューロサイエンス
- 作者: Dan.J.Stein,田島治(杏林大学教授)/荒井まゆみ
- 出版社/メーカー: 星和書店
- 発売日: 2008/01/07
- メディア: 単行本
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ほ、ほしい・・・。
お値段もこの内容にしてはなかなかお手ごろかも。
うーん、新しい脳科学の知見を精神病理にしっかりと結びつけて解説してあるところがよいですよね。
進化論的考察もステキな感じです!
買おうかな・・・。1月発売か・・・。
以下、星和書店のホームページよりコピペしますね。
世界の不安障害の臨床をリードする精神科医Stein博士による認知感情神経科学の入門書。うつ病、不安障害、強迫性障害、パニック障害、PTSDなどの精神疾患における感情と認知の神経科学的な基盤を進化論的な視点も加えて、カラフルな図とともに分かりやすく解説。脳内のセロトニン神経系の機能と、脳における気分、感情の調節メカニズムを易しく理解することができる。うつ病や不安障害の臨床に関わる医療関係者だけでなく、不安やうつに悩む当事者の方も必読の書。
Dan J. Stein 著 田島 治、荒井まゆみ 訳
定価2,940円(本体2,800円) 四六判 並製 180頁 978-4-7911-0650-9 〔2007〕目次
第1章 序論
本書の目的
進歩と限界
概念上の問題
認知感情神経科学第2章 大うつ病
症状とアセスメント
認知感情機能に関する考察:気分の調節/報酬の処理
大うつ病の神経回路
神経回路と神経化学
進化論的考察
治療
結論第3章 全般性不安障害
症状とアセスメント
認知感情機能に関する考察:将来を計画する
GADの神経回路
神経回路と神経化学
進化論的考察:予期的警報(future alarm)
治療
結論第4章 強迫性障害
症状とアセスメント
認知感情機能に関する考察:手続
OCDの神経回路
神経回路と神経化学
進化論的考察:警報としての毛づくろい
治療
結論第5章 パニック障害
症状とアセスメント
認知感情機能に関する考察:条件恐怖
パニック障害の神経回路
神経回路と神経化学
進化論的考察:窒息警報
治療
結論第6章 外傷後ストレス障害
症状とアセスメント
認知感情機能に関する考察:「オフライン」状態への移行
PTSDの神経回路
神経回路と神経化学
進化論的考察:「オフライン」状態への移行
治療
結論第7章 社会不安障害
症状とアセスメント
認知感情機能に関する考察:社会的認知
SADの神経回路
神経回路と神経化学
進化論的考察:服従(appeasement)警報
治療
結論第8章 結論
文献
付録
表A.1 モントゴメリー・アスベルグうつ病評価尺度
表A.2 DSMに基づくGAD症状重症度尺度(DGSS)
表A.3 エール・ブラウン大学強迫性障害評価尺度
表A.4 パニックおよび広場恐怖尺度
表A.5 TOP-8
表A.6 リーボビッツ社会不安評価尺度