スクールカウンセリング

今日は学校の仕事もけっこううまくいったんです!
いつも難しい仕事が多くて、「全然お役に立てないワ・・・」とめげ気味なのですが、今日は小学校のケースも中学校のケースも、本人にとってプラスになる形で、本人と家族と先生方のよい橋渡し役になれたような気がします。


不登校ケースにおいては、そのタイプの見分けと見立てが何より大切です。その上で、とにかくご両親と先生方の労をねぎらい、チームとしての信頼感を設立します。そして、専門家としてご両親に安心感と希望(登校の希望ではなく、人間的成長の過程にいるという希望)を十分にあたえ、本当に本人のための具体的な対策を一緒につくります。それこそが、スクールカウンセラーの大事な仕事なんじゃないかなと思います。


本人に対しては、学校ではやはり心理療法はなかなかできません。
でも、ご両親と先生とよい支援チームをつくることはできます。これがうまくできたとき、ぐぐぐっと本人の前を向いて立ち上がる力が発揮されるんですね。
毎日そばにいられないスクールカウンセラーだからこそ、毎日本人に接する先生とご家族に対してできることがあるんですね。労ったり、よくなっている点を見つけることもそうですよね。そういった仕事をコツコツとしていきたいと願っています。