プレゼントは愛のきもち



 いつも いっしょに あそんでくれて ありがとう


 ままの かわいい かおを ずっと みていたいよ


 ぼくは ままが だいすきだよ


 てとを みつけたら つかまえてあげるよ


 みんな ままのこと だいすきつて ゆぅよ


 ぼくは えらいしとに なります


 ぼくは げんきだよ


 しんぱいしなくても ぼくはずっと そこにいるよ


 ずっと げんきに くらしてゆこうね


 りょうすけより



(「えらいしと」=やさしい人のことだそうです。やさしいひとがほんとうにえらいんだよって言われたことをおぼえていたようです。)



りょうすけくん(5歳)からママへのお手紙を途中からおてつだいしました。
まだひらがながたどたどしいので、気持ちはどんどん出てくるのに手が追いつかなくて、もどかしかったみたいです。文章はなんにも手伝っていません。りょうすけくんが一字ずつ言うとおり書いていきました。


ママが寝ているところに(先に寝るように言っておいたんです)
そぉーっとしのびこんで、息を殺して、手紙を枕元におきました。
サンタさん形式です。


どうやらりょうすけくんの誕生日に、わたしたちみんながしてあげたことを、同じようにママにもしてあげたかったみたいです。


目が覚めたらいちばんに、気持ちがいっぱいこもったプレゼント。


子どもは
うけとった分の愛を
ママに返していくいきものなんですね。


そして大きくなるにつれ
まわりのたくさんのひとに愛を伝えていくんですね。


こんなプレゼントだったら
いっぱいほしいね。