カウンセリングの基本中の基本


そういえばまだこれについてまとめていなかったなと思うので、自分のためにも一度整理してみたいと思います。


心理療法入門―初心者のためのガイド

心理療法入門―初心者のためのガイド

これはもう、絶対に読むべき本です。
何度読んでも学ぶべきところがあります。大切な本です。いつも手元においています。


試行カウンセリング

試行カウンセリング

大学院の授業で使いました。
この本を使った授業で、もっとも大切な「自分の癖に気づき、向き合う」ということを学んだように思います。


カウンセリングの実際問題

カウンセリングの実際問題

臨床に入ってから、もっとも役立った本のひとつです。


セラピストの仕事―心理面接の技術

セラピストの仕事―心理面接の技術

基礎についてしっかりとまとめられたすばらしい本です。基礎の基礎をじっくりと考えさせてくれます。第1章の「セラピストの人柄」、第2章「どのように人はかわるか」。第17章「動機を探る」、第29章「傾聴する」、第30章「質問する」など、タイトルからも伝わってくるように、じっくりとひとつひとつのことについて見直させてくれます。


方法としての面接―臨床家のために

方法としての面接―臨床家のために

言うまでもないほど名著。


精神療法面接のコツ

精神療法面接のコツ

言うまでもないほど名著2。このシリーズはどれも必携ですね。


精神分析的心理療法の実践―クライエントに出会う前に

精神分析的心理療法の実践―クライエントに出会う前に

基本的部分を、わかりやすく、ていねいな話し言葉で伝えてくれる本です。臨床経験が何年かたってから読んだ方が、行間が染み入る気がします。


ころんで学ぶ心理療法―初心者のための逆転移入門

ころんで学ぶ心理療法―初心者のための逆転移入門

何度か紹介していますが、初心者必携の逆転移が分かる本!


病院における心理療法―ユング心理学の臨床

病院における心理療法―ユング心理学の臨床

この本は、病院に勤めてからほんとうに役立った本です。病院での心理臨床の基礎をわかりやすく伝えてくれます。


精神病理と心理療法―症例の統合的理解とアプローチ

精神病理と心理療法―症例の統合的理解とアプローチ

DSM-Ⅳの診断基準にしたがって、病理学に基づいた心理療法の理論をしっかりと扱っている非常にいい本です。アドラーの個人心理学の理論がそのアプローチのベースになっています。骨太肉厚のとてもいい本です。もっとメジャーになってもいいのになあと思います。高いからだめなのかな・・・。


認知臨床心理学入門―認知行動アプローチの実践的理解のために

認知臨床心理学入門―認知行動アプローチの実践的理解のために

これは認知療法の基礎となる心理学をしっかり学ぶことのできるすばらしい本です。不安、抑うつ統合失調症摂食障害、依存、高齢者臨床の7章に分けて、それぞれの認知臨床心理学的基礎理論、アプローチをしっかりと扱っています。文章も明確でわかりやすく、読みやすく論じられています。ほんとうにいい本です。


精神症状の背景にあるもの―身体疾患を見逃さないために

精神症状の背景にあるもの―身体疾患を見逃さないために

精神症状の背景にある身体疾患を完璧に見抜く!ことまではできなくても、外因性あるいは内因性ではないか?と、まず最初にそして常に疑うことのできる視点を持つべきです。自分の行う心理療法がクライエントにとって利益のあるものであるよう、常に配慮する。その配慮の中には身体疾患への配慮が欠けてはならないのです。


カプラン臨床精神医学テキストDSM‐IV‐TR診断基準の臨床への展開

カプラン臨床精神医学テキストDSM‐IV‐TR診断基準の臨床への展開

  • 作者: ベンジャミン・J.サドック,バージニア・A.サドック,Virginia Alcott Sadock,Benjamin James Sadock,井上令一,四宮滋子
  • 出版社/メーカー: メディカルサイエンスインターナショナル
  • 発売日: 2004/11/01
  • メディア: 単行本
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新しいもの出ましたね。この本は高い!19000円します。でも精神科・心療内科に勤めるなら必携です。特に最初の数年間は、ある症状を呈しているクライエントに出会ったらまずこれをめくって、医学的な診断基準、鑑別ポイント、薬物療法、その他の治療法、効果的な心理療法などのこれまでの研究結果に目を通すべきです。大学院ではそこまで教えてくれません。


心の臨床家のための精神医学ハンドブック

心の臨床家のための精神医学ハンドブック

ほとんどの人が大学院受験、資格試験のために持っていると思いますが、いい本ですよね。


こころの治療薬ハンドブック〈2003年〉

こころの治療薬ハンドブック〈2003年〉

薬の知識は必要です。病院での仕事であれば、クライエントがどんな薬を飲んでいるか、その人にとってその薬の効果はどのようなものか、どんな副作用が現れる可能性があるかを知っておくべきです。


☆さらに基礎本・・・

心理臨床家の手引

心理臨床家の手引

心理援助の専門職になるために-臨床心理士・カウンセラー・PSWを目指す人の基本テキスト (臨床心理学レクチャー)

心理援助の専門職になるために-臨床心理士・カウンセラー・PSWを目指す人の基本テキスト (臨床心理学レクチャー)

  • 作者: マリアン・コーリィ,ジェラルド・コーリィ,下山晴彦
  • 出版社/メーカー: 金剛出版
  • 発売日: 2004/04/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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心理療法・その基礎なるもの―混迷から抜け出すための有効要因

心理療法・その基礎なるもの―混迷から抜け出すための有効要因

  • 作者: スコット・D.ミラー,マーク・A.ハブル,バリー・L.ダンカン,Scott D. Miller,Mark A. Hubble,Barry L. Duncan,曽我昌祺,黒丸尊治,浜田恭子,内田郁,市橋香代,舟木順子
  • 出版社/メーカー: 金剛出版
  • 発売日: 2000/07/01
  • メディア: 単行本
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臨床面接のすすめ方―初心者のための13章

臨床面接のすすめ方―初心者のための13章

  • 作者: M.ハーセン,V.B.ヴァン・ハッセル,Michel Hersen,Vincent B. Van Hasselt,深沢道子,伊藤匡,上月恵理,満山かおる,吉村聡,伊東孝郎,金丸隆太,樋口麻由子,森秀都
  • 出版社/メーカー: 日本評論社
  • 発売日: 2001/04/01
  • メディア: 単行本
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カウンセリング・ワークブック―熟練カウンセラーをめざす

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心理臨床の海図

心理臨床の海図

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