サンタ論:子どもがほしがるもの、親があげようとするもの


今年のりょうちゃんのサンタさんへのお願いは
「何でも書いてあって、何でも分かる本と〜
 ウッディ(トイストーリーを見てはまった)と仲間たちと〜
 スキーくださいって書いたん〜」
だそうです。


しかもママに「英語で書いて〜。サンタさんが読めるように〜」とお願いしていました!!最初の文章は「ぼくはいちばん元気です」だったそうです・・・。どう訳せばよかったんだろうとママは困り果てていました。ううん・・・。私も分かりません。どうしよう?



何でも分かる本・・・これはとてもナゾでした。しかし、一流工作員並みの技量を持って探り出す必要があります。
「えーどんな本ー?」
「英語もわかってー、体のこともかいてあってー、なんでもわかるんだよ。知らんの?」
(うう・・・英語辞典?人体図鑑?こども百科事典??)
周囲のおとなたちは首を傾げつつ、日々情報収集に励みます。しかも、情報収集していることを覚られてはならないのです。


ウッディの仲間たち・・・あまりにたくさんいます。
怪獣とお絵かき板「せんせい」みたいなやつと、お嬢様の人形とポテトヘッドと、びよよ〜んとのびる犬と・・・ぜ、ぜんぶか!?と焦った周囲のおとなたちはこっそりと説得工作を試みます。


「りょうちゃん〜そんなにいっぱいサンタさんはくれないんじゃないかな〜。だって世界中に配るんだよ〜」
「あげれるもん〜。だってサンタさんは自分の工場もっとるから、いっぱい作れるもん〜」
(くそう!どこでそんな知恵を!)
「ふ、ふ〜ん・・・」(自社工場!?)


事後工作は可能なのですが、(「あーりょうちゃん悪い子だったから少ししかくれなかったんだよー」=望ましくないしつけとの混同。「あー雪いっぱいで、となかいさんが風邪をひいて、たくさんもてなかったんだよー」=ロマンチックな弁明。)できることなら、サンタさんの万能感を味わわせてやりたい!スーパーな存在とファンタジーを信じる力を育てたい。そう思います。


スキーは・・・ちょっと親の操作が入っています。
「スキー楽しいよね〜。ママ、りょうちゃんと一緒にやりたいなあ〜。じいちゃんはスキーの先生してたんだよ〜。りょうちゃんもきっとすぐうまくなるね〜。」
洗脳気味デス・・・。
しかし、1つは必ずスポーツに関わるものをプレゼントに入れる のがりょうちゃんママの教育方針です。誕生日には4歳はサッカーボール、5歳は野球セットなど、外で遊べるものを必ず入れています。誕生日は夏でしたから、付き合うほうはちょっと大変デシタ・・・。覚悟を持って贈ります。


そして、もう1つ「予想していなかったものでありながら本人の隠れた能力を高める可能性を持つもの」をプレゼントに混入します。


今回は、本人が周囲のおとなが弾くのを見て興味を覚え始めた楽器です!!見よう見真似でトランペットを吹いて、ぶーぶー音を出しているのです!これは!?天才音楽家になるかも!と親ばかじじバカばばバカなどみなさんそろって想像をたくましくしつつ、贈り物を選びます。

gooポイント牧場 | gooポイントがお得に貯まるポイントサイト

こんな楽器があるんですね。これなら子どもでも弾けるらしいですし、やらなかったら家族が始められます。



しかし、プレゼントを選ぶというのは楽しいものです。
贈る人にとっては、プレゼントを受け取った本人の喜ぶ顔を見るのが、いちばんのしあわせなんですね。想像するのも楽しいですよね。