不眠対策:眠れぬ夜のために・・・


知人のサイトに書き込んだのですが、われながらよくまとまっていたのでここにものせておきます〜☆


おとなはちょっとしたことで眠れなくなってしまいます。おもにストレスですね。強いストレスを受けると、身体が「臨戦態勢」になります。敵が来た!!と思って戦うか逃げるかという準備を身体がはじめちゃうんですね。そりゃあ、もちろん食べたり眠ったりできるわけがありません。人間の歴史では、恐竜やら猛獣と戦って食うか食われるかの生活をしていた時代の方が断然長いのです。


つまり、ストレスがあると「食われるかもしれない」という反応をするんですね。眠っちゃだめ!食べちゃだめ!死んじゃうからァァァ!という感じです。


だから不眠になります。でも、この現代社会、まず食われません!だから、不眠にならなくってもいいんですよね。でも身体が勝手に戦闘準備しちゃうんですね。


そして、この不眠状態が続くと、かはり身体にも良くないし、思考力も判断力も落ちます。2週間くらいうまく眠れないと妄想や幻覚が現れることだってあります。ある拷問では「寝そうになったら必ず起こす」というものがあるそうです。気が狂うほどの苦しみらしいですね…。


さて、不眠ですが、このような強いストレスによる交感神経の過活性(そしてリラックスするための副交感神経が機能低下)という場合と、習慣による不眠の場合があります。三交代とかね、寝すぎとかね、運動不足すぎとかね…。


まあいずれの場合でも、このような対処をおすすめします。


0) まずは生活改善です。
① 朝起きる。睡眠時間は7時間前後にすること。
② 朝ごはんを食べる。身体が起きます。起きておかないと眠れません。
③ 適度に活動する。30分の散歩程度の運動量を取り入れよう。
④ お風呂は夕飯前に。目がさめるので。
⑤ カフェインは午後取らない。コーヒー、紅茶、緑茶、抹茶はだめ。チョコも。抹茶アイスやチョコアイスもだめよ〜。
⑥ 寝る1、2時間前から蛍光灯を消す。間接照明のみで、マンガか小説を読もう。難しい教科書もよいでしょう。横になって読みましょう。
⑦ 考えない!嫌なことを思い出したりしてはいけません。楽しいことを思い出しましょう。ない!と言う人はマンガや映画の内容を思いだそう。
⑧ 身体の力を抜く。肩の力を意図的に抜いて下さいね。結構入っています。
⑨ 寝る前にホットミルクとビスケットというのもいいですね。


1) 近くの内科を受診する:睡眠導入剤なら、軽いものもありますし、すぐ近くの診療所や内科でもらえますよ。保険も効くので、初回は初診料が入って少し高くなりますが、2000円程度(あるいはそれ以下)じゃないかな。心療内科や精神科だと精神療法もしてくれるので、もう少し高くなります。(でも安くなる制度もあります。)
 
  睡眠導入剤といっても、体の緊張をほぐして、寝入りやすくするものです。身体疾患のある人、高齢者にもよく使われます。また、市販薬もありますが、自分にあった適量を知るために、内科を受診するのがいいですね。できれば心療内科などの専門科がいいのですが。


2) アロマテラピーとイメージ療法、マッサージの利用:「ラベンダー」の香りは催眠効果があります。眠る前に1時間ほど部屋を間接照明だけにして、アロマランプなどにラベンダーのエッセンスをたらしてください。そして草原や海などをイメージしながら深呼吸しましょう。眠ろうとしなくてもかまいません。体を休めるつもりで、のんびりして下さい。それでもうまくいかない場合は、リラックスするための副交感神経がうまく動いてないかもしれないので、マッサージを受けましょう。最近足だけ、手だけなど受けやすくなっていますから、おすすめです。


3) 考えない方法:とにかく考えると脳が疲労します。そして、嫌なことばかり考えてしまいます。そうするとまた身体が「戦いじゃァァァ!!ドンドンドン」というふうになって眠れません。美味しいものを食べる、マンガを読む(おすすめは「きみはペット」「銀魂(ぎんたま)」「のだめカンタービレ」です!)。考えなくていいんです!だらだら、ごろごろしましょう。



眠ろうとせず、クラシックなどかけて、ラベンダーの香りを漂わせて、目を閉じて、深呼吸してナサイ!!


身体さん、休んでね。今日もお疲れサマ☆と休めてあげなさい!眠れないときは無理に眠らなくってもいいんです。とにかく、脳と身体を休めることが「睡眠」ですからね。