2010年あけましておめでとうございます
大雪です。1メートル雪が積もっています。
毎日車を掘り出しておかないと,初出勤の日には車を見つけることが困難になることが予想され,ここ3日間は毎日車を発掘しています。
あけましておめでとうございます。
いつも当ブログを読んでいただき,ありがとうございます。
今年のテーマは・・・「引き受ける仕事の数を減らそう。体を労わろう。でも,仕事の質は高めていこう!」です。年を取ると,若い頃のようにじゃんじゃんいくらでも仕事もできるし遊べるってことにはならないですね。でも質は高めていけるはず! そう思います。
子犬と子猫にも囲まれて幸せな今日この頃。甥っ子の楽器のレッスンと宿題とゲームに毎日付き合わされる幸せも日々かみしめています。楽しい・・・けれど,時折油断した背中に飛び乗られ,脊髄を損傷する危険性を感じています。新年そうそう湿布をはっています。新年いちばんめの説教は「大人の背中に飛び乗るときは,そろそろ“飛び乗るよ〜”と予告してからにしようね! わかった!?」です。
しかし,命とかかわることこそが人間の幸せなのかもしれません。命の危険があったとしても・・・。
今年もよろしくお願いいたします。
皆さまのご多幸をこころよりお祈り申し上げます。
心からの感謝と愛をこめて!!
村上春樹の短編『眠り』を読んでいたら(すごく好きな短編),やっぱり板チョコをかじりながらこの本を読み返さずにはいられない。ブランデーも飲みたくなる。
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村上春樹を好きになると,他の作家の本では満足できなくなる悲しみ
最近,あのすばらしい短編集
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でも本が薄くて,図書館の新館の棚にあったものだから,センチメンタルなタイトルにもかかわらず,つい借りてしまって,つい読みきってしまった。
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公認会計士の主人公は実感のない借り物のような毎日を生きていて,そんなとき中学時代に何度も隣の席になった女性と不思議なきっかけで再会する。ニコという名前の娼婦として。そして2人は失われてしまった過去の自分自身を惜しむかのように2人で共に暮らし始める。そしてもちろん,2人の日々は再び失われる。
しかし,朝倉さんの本,いろいろ「ううーん」とうなりながらも読了してしまった。この感覚は,好きな人がいながらも遠距離恋愛で頻繁に会えないがために,近くにいる「まあまあ」な男性と食事をして,面白くはあったけれど,なんだかもの悲しくなったという気持ちに似ている。はぁ。好きになればなるほど,「他の人ではだめになってしまう」というのは,果たして幸せなのだろうか・・・。要求水準が高くなってしまうことというのは,心が狭くなってしまうことでもあるなぁ・・・。
朝倉さんといえば,この本はすごくよかったです。今でも情景が頭に浮かんでくる。すばらしい小説でした。
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2匹飼っている猫のうち1匹が亡くなったとき,猫も死別反応をする
おばあちゃんの猫が死んでしまって(マロンさん。享年24歳),テトねこさんはすっかり落ち込んでいました。食欲もなく,「あおーんあおーん」ともう一匹の猫を探していました。マロンさんが死ぬ一週間前から,テトさんは毎日たくさんの涙を流していたものなあ・・・。
コネコがやってきました。テトさんは最初はフーフーいっていましたが,今ではすっかりうちとけて,一緒におもちゃで遊んでいます。足蹴にされたりもしているけれど,テトさんは元気になって生き生きしています。ちょっと若返りました。やっぱりさみしかったんだね。死別反応だったんだね。
新しいお友達が来てよかったね。
しかし,テトさんは大きいなあ・・・。
予定のない小雨の日曜午後に読むべき本
久しぶりに何の予定もない日曜日。こんな日は天気が悪いのもまた幸せなものである。お砂糖をたっぷりまぶしたドーナツと,香ばしいコーヒーがあればさらによい。しかし,ドーナツは手に入らなかった。買いに行くのが面倒だったからである。かといって,自分で作ると油の匂いが鼻にべったりとくっついてしまって,ドーナツを食べたいという渇望は消えてしまう。
今日はピンク色の素敵な本,『めくらやなぎと眠る女』村上春樹の短編集を読む。セレクションや順番がとてもとても良い感じだし,この本のサイズや表紙の具合もたまらない。まさにとっておきの日曜日のための本である。ああ,しあわせだ。最初のあたりでは,葬式の多い主人公と喪服をいつもかしてくれる友人の話が気になる。この友人,五反田くんを思わせるよね? 喪服を買い揃えて,台風の日に動物園に行って,夜中の3時に何かを考えそうになると掃除をしたりアイロンをかける彼の静かな精神のひずみが気になる。ドキドキしてしまう。
外出しなくてもいい天気の悪い休日というのはなぜこんなに良いものなのだろう。子猫とともにコタツで寝転がって本を読む。これに匹敵するひとときというのは,付き合いたての恋人との3回目のデートの待ち合わせ時間の直前くらいだろうか。
しかし,ドーナツがないということが,一点の曇り。先日『かくれ家は空の上』という柏葉幸子さんの本を読んでからというもの(やっぱり青い鳥文庫はこころをくすぐる),たっぷりと砂糖をまぶしたドーナツのことが頭から離れない。この本の中では,蟻が来るからと,ドーナツにたっぷりと砂糖をまぶすことができなくて,登場人物は心残りな様子だった。この柏葉幸子さんの本はとっても素敵で,
『霧のむこうのふしぎな町』というお話はどうもあの『千と千尋の神隠し』のモデルになったらしい。人間の子どもと魔法の世界の生き物のやさしい交流が描かれることが多い。わくわく・ほのぼのという独特の味わいがある。
精神がすっかり弛緩して拡散してしまっているので,どうにもまとまらない文章となってしまった。そんな一日もまた良いものだ。
小3男子がインフルエンザのとき見るDVD
とうとう新型インフルエンザが我が家にもやってきた。りょうちゃん師匠のお熱が38度を超えた瞬間に病院へ走りこみ,リレンザをもらってしっかりと吸い込ませたせいか(「残すことなく吸い込め〜!」と予行練習までさせる私。リレンザは子どもにはけっこう難しいが,もう子供用のタミフルはないらしい!),せきもなく,重症化もせず,2日ほどでけろりと熱が下がって元気いっぱいである。
でもまだ勉強などをさせるのはちょっと酷である。そんなとき元気な男子をじっとさせておくのは難しい。DVDを借りてくるしかない。我が家の小学3年男子に人気のDVDは以下のとおりである。
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おばあちゃん(80代)はなぜか宮部みゆきが好き:大活字本のすばらしさ
図書館でたまにおばあちゃん(80代)のための本も借りています。
お天気が良いと畑仕事で忙しいのですが,お天気が悪い日はお友達がやってきておしゃべりしていたり,ちょっと本を読んだりします。大活字本はかなり読みやすいらしく,何冊か借りてきてあげると,近所のおじいちゃんのところにも渡っていきます。なんだかほほえましく,本仕入れ係(家族の分まで図書館で借りてくる係)としては誇らしいです。ちなみに人気は宮部みゆきと鬼平犯科帳です!
大活字本,どの図書館にもあって,なかなか良いです。おじいちゃん&おばあちゃんにも読書を! きっと私たちが年を取った頃には電子本が普及していて,自由に文字を大きくしたり音読させられたりするんだろうな〜。ぜひぜひそうなっていてほしいです。
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