心理臨床の必携本

 基礎こそ何より難しく、大切なもの

カウンセリングの治療ポイント作者: 平井孝男出版社/メーカー: 創元社発売日: 2005/09/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る 出版社 / 著者からの内容紹介 心理療法やカウンセリングを行なう上で、セラピストが留意しておくべ…

学ぶこと、教えること

看護学校と保育専門学校の講義が一度に始まってしまったので、なんだかばたばたしていてじっくりとブログがかけない今日この頃、みなさんいかがおすごしですか? うん、でも、「教える」っていうのはやっぱりいいものです。 何年かやっている講義であっても…

 子どものケア

このごろ、心の中でぶつぶつとつぶやきながらカウンセリングを行っている。 「クライエントのニーズは何か?クライエントの理論はどんなものか?」 そうすると、今までカウンセラーの視点からは「行き詰っている?」と感じていたものが、実は行き詰まりでも…

 看護学校で教える

来年度の教科書を決めないと・・・。 しっくりくるものがなかなかないので、毎年いろいろ変えて試しています。今年は看護学校3つで(!?)教えるので、2種類の教科書を考えています。 カウンセリング練習帳―人間関係システム視点作者: 水野修次郎出版社/…

 男性の「隠れたうつ」

そろそろうつ病研究の第2弾をまとめなくては・・・。 今回は男性の社会人に的を絞る予定なのだが、データ上ではなかなかクリアにその特徴が現れてこない・・・。 うんうん悩んでいたら、こんな本が私の本棚にあるのを見つけた!!そうそう、このようなときの…

 臨床心理士資格試験に合格した、私の愛する人たちにぜひプレゼントしたい本。

パーソンセンタード・カウンセリングの実際―ロジャーズのアプローチの新たな展開作者: デイブメァーンズ,Dave Mearns,岡村達也,上嶋洋一,諸富祥彦,林幸子,山科聖加留出版社/メーカー: コスモスライブラリー発売日: 2000/05/01メディア: 単行本この商品を含む…

 カウンセラーという仕事について

白ワインを飲みつつ、考えてみます。 そなた、子どもの頃は、魔法使いに不可能なことなどないと思っておったろうな。わしも昔はそうだった。わしらはみんなそう思っておった。だが、事実はちがう。力を持ち、知識が豊かにひろがっていけばいくほど、その人間…

カウンセリングの基本中の基本

そういえばまだこれについてまとめていなかったなと思うので、自分のためにも一度整理してみたいと思います。 心理療法入門―初心者のためのガイド作者: J.S.ザロ,D.J.ネーデルマン,R.バラック,I.S.ドレイブラット,森野礼一,倉光修出版社/メーカー: 誠信書房…

境界例

境界例というのは、やはり息苦しくもありながら魅力ある病です。 誰もが心の中にその心性を持っているからこそ、惹き付けられるものがあるのでしょう。人間としての普遍的な思い、「愛されたい」「愛する人に見捨てられたくない」「愛する人が自分を愛してく…

心理査定

あ、ついでに昨日使用したおすすめ本・・・ 軽度発達障害の心理アセスメント―WISC‐IIIの上手な利用と事例作者: 上野一彦,服部美佳子,海津亜希子出版社/メーカー: 日本文化科学社発売日: 2005/02/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 22回この商品を含むブ…

 失敗から学ぶ

カウンセリングは華やかな仕事でもなく、脚光をあびる仕事でもない。 地味で、コツコツとした努力と積み重ねが必要で、苦しくも険しい作業だ。 それでも、山登りのように、あるいは遠泳のように、 苦しいだけではない何かがある。 それをクライエントととも…