2007-01-01から1年間の記事一覧

なんだか忙しい今日この頃だけど、しっとりとオススメ本

植物診断室作者: 星野智幸出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/01/01メディア: 単行本 クリック: 22回この商品を含むブログ (40件) を見る不思議な風合いのセラピー(植物療法?)の進行とともに、人との間に独特の距離感をもつ独身男性と、DV被害を受…

 ひさしぶりのてとネコ

てとネコはこのごろあまりふっくらさんではありません。 それでも、もしかしたらわたしたちが かのじょのすがたを 見慣れてしまっただけで みなさんがごらんになったら やっぱり ふっくらさんなのかもしれません。 ふっくらさんはこのごろ わたしが夜寝る頃…

ノンストップ&涙ほろり&水戸黄門的小説

空飛ぶタイヤ作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2006/09/15メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 150回この商品を含むブログ (61件) を見る止まりませんでした。 ハラハラドキドキして、結末は何となくわかるんだけど、それでもはやくスカ…

『わたしく率 イン歯ー、または世界』のスキゾフレニックな世界

これ以上ないくらいま逆の組み合わせで読みました。玻璃の天作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/04/13メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (107件) を見るしっとりとした文体と人物像、落ち着きのある物語世界はやはりこの…

 恋愛ドラマにはまる第2次恋愛幻想世代

このごろドラマにはまっています。 あれですね、冬○ナにはまる妙齢女性のような現象でしょうか。恋愛ドラマにはまってしまうお年頃なのかしら・・・。思春期ではなく、第2次の。何て表現したらいいかしらねえ。第2次性徴的な。第2次恋愛幻想世代かしら? 第1…

大学生の青春小説 その2

ところで、ふっくらさん(ぶすねこちゃん)が最近でてこないな〜と心配されているかもしれません。元気です。でも、夏ばてのせいかあまりふっくらではありません。だから・・・あまり写真として・・・ええと、ふっくらでないので撮影意欲がね・・・イマイチ…

大学生の青春小説

『正義のミカタ』を読みました。正義のミカタ―I’m a loser作者: 本多孝好出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2007/05メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (89件) を見る大学生の青春小説というカテゴリーとしては、なんだか物足りな…

東野圭吾『夜明けの街で』の恐ろしさ、不倫というファンタジー

待望の東野さんの新作を読みました!夜明けの街で作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/07メディア: 単行本 クリック: 75回この商品を含むブログ (178件) を見る 怖かった・・・。 何が怖かったのかというと、「不倫」が怖かったです。 それ…

境界性人格障害が治癒するまでの自己との闘いを描いた手記

ここは私の居場所じゃない―境界性人格障害からの回復作者: レイチェル・レイランド,遊佐安一郎,佐藤美奈子,遊佐未弥出版社/メーカー: 星和書店発売日: 2007/07/09メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 21回この商品を含むブログ (4件) を見る素晴らしい本で…

家日和のよさ

家日和作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/04/05メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 41回この商品を含むブログ (135件) を見る短編集です。 家の中でのできごとがつづられています。それでもけっこうスリリングでドキドキして、どうなっち…

やっぱり医学ミステリー

ジェネラル・ルージュの凱旋作者: 海堂尊出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/04/07メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 87回この商品を含むブログ (261件) を見るいやー、一気に読みました。 この作者のワールドができつつありますね。初めてこの作者の本…

 ヨガってきもちいいよねー

「ヨガ」と構えずに、ストレッチと思うと継続しやすいです。 慣れると、体がにゅーんとのびつつきゅっきゅっと筋肉を使う感じがとても気持ちよいです。普段ぜんぜん使っていない部分があるんだなあと、体のあちこちをのばしながら実感します。TIPNESS presen…

あのふたりの行方が気になるのはなぜ? 綿矢&金原

ハイドラ作者: 金原ひとみ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/04メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 24回この商品を含むブログ (75件) を見るやはりまた読んでしまいました。 今回の主人公も摂食障害です。以下は私の解釈によるストーリー説明です。です…

 あたらしいおりぼん

あたらしいおりぼんよ。 新丸ビルの4階のおしゃれなお店で ご主人様が買ってくださった 輸入物のおりぼんなのよ。 ビミョウな色合いが似合っていると 好評よ でもね 端っこがきになっちゃって ついついぺろぺろとおていれしちゃうの そしたら すぐぼろぼろに…

悪人とは?

悪人作者: 吉田修一出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/04/06メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 134回この商品を含むブログ (307件) を見る 「悪人」とは誰だろうか? 加害者なのか、被害者なのか、 加害者が加害するに至った過程にいる誰かなのだ…

ハリーポッター最終巻 読了・・・すばらしいデス・・・(ネタバレしないよう気をつけますが、感想を含みます)

はぁ〜。 こんなに早くこんな分厚い洋書を読んだのははじめてかもしれません! 本当に素晴らしい読書体験でした。 これこそ読書の醍醐味ですね。 あああ・・・スバラシかった・・・。 ああ、ここでこれが、ああ、そんな想いが・・・ ああ、あのときの愛があ…

ハリーポッター読書日記(後半3分の1 ネタバレしないように気をつけますが感想は含みます。)

ううう・・・。 涙出ちゃった。 これまでハリーが築き上げてきた友情と愛情と信頼の関係。 大切な絆が、ハリーを育て、守り、応援しているんだね。 だんだんとページを繰る手が止まらなくなってきた。 わからない英語もじゃんじゃん飛ばしています。 調べて…

ステキな田舎の図書館、ふたたび

夏休み。 去年までは毎週通っていた職場近くの図書館を訪れた。 今年は勤務先が変わってしまったのでなかなか行けなくなっていた。 (ちなみに、右の写真はUCLAであり、私の通っている図書館ではない。念のため。この少年は私のためにポーズをとってくれた。…

ハリーポッター読書中 (最新刊、途中3分の1までの感想を含む。)

じめじめしていますね。 さっぱりとした夏の日の方が 外でビールなど飲みつつ 読書するにはよいのですが まだまだじめじめしています。 ハリーポッターよんでいます。 最終巻だけあって、最初からぐいぐいと どんどんぱちぱちとありまして、 なかなかリラッ…

 ふくろに突入

げんきです。 きょうもじぶんのおでぶさをかえりみず ふくろに突入しております。 はいれませんよ? おおきすぎますよ? じぶん。

待望のハリーポッター最新刊(洋書)

Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK) Adult Edition作者: J.K. Rowling出版社/メーカー: Bloomsbury Publishing PLC発売日: 2007/02/10メディア: ハードカバー クリック: 10回この商品を含むブログ (39件) を見る と、とどいたわー!…

 スクールカウンセラー必読の小説

平成マシンガンズ作者: 三並夏出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/11/25メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (100件) を見るおもしろかったというより、おもしろいといえないくらいの迫力を持ったリアルさがある。14歳で書いたとい…

あれ? いつのまに7月!?

1ヶ月飛びましたね・・・。 思った以上に気力・体力・精神力を消耗したみたいです。 このごろやっと読書熱が復活してきて、よいものを読んだのでメモしておこうと思います。 きみはポラリス作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/05/01メディア:…

 帰国後、回復中

ふと気づくともう12日!! 5月末に帰国してもうすぐ2週間がたとうとしています。 あれですね、3週間もひとりで海外に行ってくると、日常への復帰に苦労します。疲れもあるし、言語も異なるので耳がなれないし、頭が微妙になっているというか・・・。 仕事…

 カリフォルニアをめぐる冒険

アメリカの焼きうどん。 学会会場でランチパックとして売っていました。 あげ豆腐ののったはるさめヌードルは人気で売り切れ。 私のはUDONヌードル・ビーフです。 おしょうゆ・とんかつソース?・タイ風のソースが選べます。(自分でかける) ねぎとごま…

 カリフォルニアをめぐる冒険

やっと今日は少しあったかいような気がします。半そででもいけるかな? もう毎日寒くて寒くて、ヨーロッパの方はけっこう革ジャンとか着ていました。かしこいわあ。っていうか、ヨーロッパはもっと寒いのか??アジアがいちばんあったかいのかな? 今日はこ…

 カリフォルニアをめぐる冒険

San Diegoにいます。 なんというか・・・都会なんだけど、ごちゃごちゃして大阪みたいなところです・・・。 中途半端にメキシコ風味で、中途半端にカリフォルニア風味で、ロス的な都会っぽさもかけあわせたようなー・・・あー・・・なんというかー・…

 カリフォルニアをめぐる冒険 アメリカのワーカーの精神衛生について

サンタバーバラはキレイだったなあ・・・。 今日から無事サンディエゴに入りました。 明日から学会です。わくわく。どきどき。 たくさん聞きまくりたいような、あそびまわりたいような。 サンディエゴは、なんというかメキシカンで観光的(トゥーリスティック)…

カリフォルニアをめぐる冒険 その6

―そう、ひとつだけ確実に僕に言えることがある。人は年をとれば、それだけどんどん孤独になっていく。みんなそうだ。でもあるいはそれは間違ったことではないのかもしれない。というのは、ある意味では僕らの人生というのは孤独に慣れるためのひとつの連続し…

 カリフォルニアをめぐる冒険5、語学力

だんだん耳と口(というか脳みそ)が「アメリカにいるんだぜ」と思い始めてくれて、英語になれてきました。こうなってくるともう日本語の小説を読む気にならず、ばりばりと洋書のペーパーバックと来週の学会のための本を読んでいます。不思議なんだけどねー…